ハノイからツアーで日帰りもしくは1泊で巡ることが出来る世界遺産のチャンアン複合景観地区に行ってきました。
- 古都ホアルー
- チャンアンのボートクルーズ
- ムア洞窟
この中で、『山好きならムア洞窟からの眺めはたまりません。ここを外さず訪問することをお勧めします。』
ムア洞窟という名前ですが、洞窟の上の山がメインスポット。山頂からは絶景。ボートで巡ったチャンアンの景観美関連遺産群が眼下に見えます。陸のハロン湾と言われています。
ムア洞窟
山麓のムア洞窟から約450段の石段を登ります。かなり急で、濡れていたら滑りやすい。石でなくコンクリートのところに足を乗せることが重要です。
山頂は２つあり（筑波山や二上山のように）、標高の高い左側の山をお勧めします。余力があれば、両方登ることも良いです。
真ん中の奥が分岐して左側に行くお勧めの山頂。東屋がみえます。右側のルートは塔が立っているところが山頂です。
登り口で三蔵法師御一行がお迎えしてくれます。
洞窟（小さい）の入り口がありますが、まずは山頂を目指します。山頂は見えますが、斜度がきつい。
前半は階段のステップが小さく幅も広い。
振り返ると随分登ってきたことがわかる。
分岐して左側に行くと、右側の低い方の山が正面に見えます。
山頂に近づくに連れて、階段は急になります。
山頂からは360度のパノラマ。右側の山の向こうには水田と特徴的な山。
反対側はチャンアン巡りのボートの列。さらに遠くの山並みが見えます。
山頂の稜線は岩綾地帯。細い尾根には龍のモニュメントがあり、龍ケ峰と呼びたい。龍を手すりに歩きます。狭いのに人が多くて大混雑。
慣れていない人が多くて、下りがおぼつかない人が多い。
せっかくなので、右側の山頂にも行きます。下って登り返し。
先ほどの山頂の龍がきれいに見えます。
山頂からは陸のハロン湾らしい景色です。
下山後、洞窟をちょこっと見ます。小さくて全然メインでない。あれ、写真も撮っていない。
山麓にはハス園があり、5月くらいに咲くそうです。暖かいので、日本より咲く時期がやはり早めです。ただ、ベトナム北部はそれなりに四季があります。3月下旬、長袖と上着でも寒いくらいです。
チャンアンのボートクルーズ
ボートクルーズはチャンアンとタムコックの２つあります。今回はチャンアンをセレクト。違いがわからないのですが、駐在している友達のローカルスタッフが手配してくれたので、多分お勧めなんでしょう。季節によって、どちらが良いのか変わるのかもしれません。
『地球の歩き方のベトナム版』では、チャンアンは神秘的な鍾乳洞を巡り、タムコックは水田を巡るとあります。だだ、チャンアンもコースによって水田を巡ります。コースは1〜3まであり、どれも3時間以上。ガイドさんは鍾乳洞、お寺、水田を巡るコース3がお勧めとのこと。コース1は、鍾乳洞ばかりで飽きると言ってました。私たちはコースの番号がないひっそりと表示されていた4つ目を選択しました。ムア洞窟に行きたかったので、2時間弱の短縮コースです。当日は寒かったのと、ボートで長時間座る体勢が辛そうだったので、短縮コースで良かったです。洞窟巡りと上陸して2ヶ所のお寺巡りができます。水田には行きませんが、ムア洞窟の山頂から見ることが出来ます。
船乗り場にはたくさんのボート。3000艘あるらしい。船頭さんは女性が多くて、キビキビ働いていました。
舳先にはお花が飾られていて、心遣いがすごい。最初はボートが密集してますが、それぞれコースにバラけていきます。たまにオールでサポートしてもよし。
洞窟に入ります。結構狭くて、船頭さんのテクニックが必要です。
2度上陸してお寺を巡ります。
陸のハロン湾、行ったことがない桂林みたいな風景の中をボートで進みます。
下船後は素敵なオブジェとお土産屋さんを通って終了です。お土産の売り込みはなく、静かです。
古都ホアルー
古都ホアルーは、968年にベトナム初の独立王朝である丁朝がこの地に建都してから、1010年にハノイに遷都するまでの約40年間、最初の都が置かれた場所です。ベトナムという国が始まった最初の都です。固有名詞が分からず、ガイドさんのいうことをあまり理解できず。古都と言えばフエなので、フエが最初かと思ってました。
ということで、世界遺産にもなり得る場所です。ただ、歴史的背景を理解していないと、小さなお寺と思うかもしれません。本物の古いお寺は、田園地帯に佇むこのひっそり感が正しいのかも。飛鳥みたいな雰囲気です。
横にお山があったので、登って上から眺めました。
せっかくハノイ来たらハロン湾だけでなく、ニンビンの世界遺産のチャンアン複合景観地区を訪問することをお勧めします。ムア洞窟は外せないポイントです。
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