2日目:盛岡〜渓流釣り〜岩泉町
概要
2日目はあまり移動できていません。北海道&東日本バスを使った乗車時間は1時間もないのです。理由はノープランで区界駅で下車したためです。朝の7時22分だったのに、宮古駅行きの最終電車でした。区界駅には、1日に1本しか電車が来ないとは思いませんでした。近くのバス停にバスが来ることが分かり、時間まで渓流釣りをしました。
- 盛岡 6:32発 → 区界 7:22着(渓流釣り)
- 区界 13:27発 → 宮古 15:00着 :バス別料金
- 宮古 15:05発 → 岩泉小本 15:43着 :三陸鉄道別料金
- 岩泉小本 17:19発 → 岩泉中学校前 17:39着:バス別料金
※三陸鉄道およびバスは、北海道&東日本バスの適応外
盛岡駅〜区界(閉伊川で渓流釣り)
今朝の最低気温が13℃。今までの猛暑で暑さに慣れていたので、寒さを感じる。セブンイレブンでホットコーヒーを購入。体が暖かくなる。地元の人は寒さへ強いのか、昨晩はTシャツの人もいた。隣のサラリーマンはアイスコーヒーを買っている。
駅に行く前に、北上川沿いを歩いて開運橋まで行く。残念ながら岩手山は雲の中だった。

盛岡から宮古まで山田線に始発電車に乗車。岩手県の3分の2くらいをを横断するだけで、2時間半掛かる。
早朝の山田線に乗る人は景色を眺める気満々。自分も本を読むのをしばし止めて、乗り鉄道(道は剣道や茶道の道の意味)に従います。ここからは初めて行くエリアでワクワクします。ガタンガタンというレールの繋ぎ目の音が心地よい。

標高が700mを超える峠の区界駅で停車。うっかりノープランで下車してしまう。山と川が綺麗で、歩いてみたくて、うっかり下車。

駅の時刻表を見て呆然。始発電車が宮古行きの終電だった。まだ朝午前7時22分。まさかこれが最終とは。10km以上の歩きを覚悟した。あまりのビックリで、時効表の写真も傾いている。

駅の待合室で情報収集。近くにバスが来るらしい。8時台と13時台に宮古行きのバスがある。バス停へ確認に行く途中に、美容院で入漁券が売っていた。「そうだ釣りをしよう」と思った。閉伊川の源流を目指すことにした
入漁料は昨年の2倍て2000円だった。あまり釣り人こないとのこと。トンネルができてバスも来なくなりそうだったとのこと。バスが来てくれてラッキーだった。
人が来ないエリアなので、釣りへの期待に胸が膨らむ。細い川で広葉樹林の中を緩やかに流れている。木が迫り出していて釣りにくい。倒木、流木、枯葉も多い。想像より狭くて、緩い渓流だった。あまり源流の感じはなく、軽井沢の別荘地に流れる小川の感じ。

悪条件ながらも浅瀬でイワナを1匹釣ることができた。サイズは15cmと小さめ。しかし、黄色味を帯びた綺麗なイワナだった。釣られてくれて本当にありがとう。

今日は元々釣りをする予定はなく、朝ごはん抜きで、南部せんべいしか持っておらずガス欠気味。山だとひと晩ビバークできるくらいの非常食を持つが、今回は乗り鉄なので、食料を基本持たない。うっかり下車して、いつもと同じように山に居るバカ。
川があまりにも細くなりすぎたので、11時に釣りを切り上げる。レストランが一軒あった。なんと和牛ステーキは、150gだけど多めな感じ。お腹いっぱいになる。電車は来ないけど、凄いぞ岩手。

今日は日差しが強く、バス待ちの間に靴と靴下が乾いた。予定外の寄り道。早池峰山を眺めたり、岩手の高原気分を味わうことができた。


残念ことは、新しく買ったOnのリュック。使用して2日目で穴を開けてしまう。オシャレなリュックは自分の激しい使い方には合わないのだろうかもしれない。

区界〜岩泉町(三陸鉄道に乗る)
バスで宮古駅に向かう。バスで宮古まで1時間半以上かかる。ようやく移動開始。
車窓から眺めていると、釣りをするなら10kmくらい下流が良さそうだった。川幅もあり、水量もある。釣り人が見当たらない。釣り天国である。

宮古駅で三陸鉄道の久慈行きに乗り換え北上する。

車窓から海が見える写真だが、内陸およびトンネルが多くて、あまり海は見えなかった。

田老駅で、入れ違いの電車を待つ。ここは津波で被害を受けたたろう観光ホテルがある。

ICカードでなく、紙の切符を購入した。

岩泉小本駅で下車。岩泉町から東京に毎年やってくるイワナの塩焼きを焼いてくれるおじさん。美味しかったので、岩泉町に来てみたかった。また、憧れの岩泉町の乳製品と森林ビジネスの本で紹介された宇麗羅山にも興味を持った。そのため、岩泉小本駅からバスに乗って、岩泉町で1泊することにした。岩泉小本駅前には「東日本大震災津波記念碑」があった。『命を守れ』とシンプルに書かれているが、言葉に重みがある。

バスが1時間半来ないので、近くのスーパーで岩泉のヨーグルトと飲むヨーグルトを購入。濃厚というより味が良い。砂糖で味を整えているのでなく、ヨーグルト本来の味わいのような感じがした。

到着時に暗くなったので、ホテルの車が岩泉中学校前まで迎え来てくれました。じゃらんで一番安かった龍泉洞温泉ホテルに宿泊。
歩いて行ける範囲で食べに行くことができず、ホテルで夕食を食べることにした。豪華でない方の夕食を注文したが、十分過ぎるくらい豪華。海の幸と山の幸がミックスなのが良い。体重を測ったところ、減っているくらいだったので、ご飯をおかわり。龍泉洞ビールも飲んだ。


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