3日目:岩泉(龍泉洞)〜久慈〜八戸〜青森
概要
3日目は、龍泉洞を見学。開園の8時半まで、龍泉洞の前を流れる清水川の上流で釣りをすることにしました。その後、バスで三陸鉄道の岩泉小本駅に戻って、久慈行きの電車に乗車。そこからJRで八戸。八戸からは青い森鉄道で青森まで北上した1日でした。
- 龍泉洞 10:26発 → 岩泉小本 11:04着:バス別料金
- 岩泉小本 11:13発 → 久慈 12:34着:三陸鉄道別料金
- 久慈 13:03発 → 八戸 14:45着
- 八戸 15:30発 → 青森 17:07着:青い森鉄道はパス利用可能
龍泉洞・清水川で釣り
早朝に、ホテルの周辺を散歩。ホテルの裏山は宇麗羅山で、龍泉洞の上の山。石灰石で出来ている山とのこと。関東にあったら武甲山のように採掘されギザギザになっていたかも知れないと思った。

ホテルの前には清水川が流れている。良い渓流なので釣りをしようと思いホテルに戻ってチェックアウトした。

龍泉洞のオープンが8時半。それまで清水川の上流で釣りをした。釣りチケットを購入し、小本川漁業で1日1000円。
ホテルの前から龍泉洞までは管理釣り場があって、1日3000円。イワナとヤマメが放流されている。ウヨウヨ泳いでいた。目の良い人はもっと見えるかも知れません。

動画の方が魚がどこにいるか分かり易い。
上流の管理釣り場ではないところから釣りを始める。1時間ちょっと釣ってみた。全然反応がなかった。諦めようとしていた時に魚が掛かったが、ばらしてしまった。タモを用意していなかったのが原因。慌ててしまった。
あとで管理釣り場の人に聞いたら、お腹が黄色かったので、イワナだろうとのこと。もしイワナが釣れていたら、標高が180メートル位のイワナ。今までの最低標高のイワナとなる。最高標高は2400メートルなので、標高差2200メートル位ある。惜しいことをした。

龍泉洞の入口で、龍泉洞の水を飲む。癖がない水で、龍泉洞の水と言われなければわからないくらいだった。

その後、龍泉洞に入る。龍泉洞は日本三大鍾乳洞のひとつ。なお調査が続けられる洞窟の全長は5,000m以上と推定されている。1番乗りでスイスイ歩ける。

今日は洞窟内気温と屋外の気温がほぼ同じ。変化を感じることはできなかった。通路はしっかりあるが、頭がぶつかりそうなところもある。夕方になるとコウモリの活動が活発になるらしい。今回はコウモリらしきものが見られず。子供の頃は、東京都区内でも夕方になるとコウモリがヒュンヒュン飛んでいたけど、今はもう見ない。あのコウモリはどこに住んでいたのだろうか?

1番奥にある第3地底湖の深さは、98m。かなりの深さ。携帯を落とさないように、気をつけながら写真を撮る。落とすと間違いなく出てこない。同じく山小屋にあるバイオトイレも間違いなく出てこないので注意が必要。

第3地底湖から急な階段のアップダウンで入り口に戻る。空いていたので30分くらいで回ることができた。


龍泉堂に出た後に、管理釣り場のおじさんと話す。ここら辺には魚はどこにでもいる。普通は、川虫の餌釣り。水が濁った時はミミズだと言われた。テンカラじゃ釣れねぇ。テンカラはせわしないと言われる。
水槽の中のヤマメとイワナを見せてもらう。小さな水槽に15匹くらい。すごい密集度。どの魚も底にお腹を付けているのが好み(習性)であることがわかる。

バスが10時半で少し時間があり。釣りに再チャレンジする。やっぱりテンカラじゃ難しく釣れなかった。
川虫が多いからなのか、下流域なのか分からないが、源流域と違って厳しいことがわかった。釣りは奥深い。今度川虫を捕まえて釣りをしてみようと思った。
今日はちゃんと北上したくて、10時半頃にバスで岩泉小本駅に向かった。
三陸鉄道に乗って岩泉小本駅〜久慈駅
再度、三陸鉄道に乗る。ゴルゴ13の電車。震災復興でクェートに支援してもらったというプレートが列車に貼ってあった。

鉄橋の上で止まったり、堀内駅でも記念写真を撮ることができる。全員下車して写真撮りまくり。アトラクションみたいで面白い。



今日もノープランで一駅くらい「みちのくトレイル」を歩いてみようという衝動に駆られたが、ヘッドライトも忘れたし、今日はリスクを取らない判断。一つ間違えると野宿になりそう。
久慈駅〜八戸駅〜青森駅
久慈駅の短い乗り換えでパンを買ってかじる。今日は、南部せんべいしか食べていない。腹が減った。久慈でゆっくり海鮮料理を食べたいけど、次の電車は4時間後。あまちゃんの街だし、少し見てまわりたい気もした。駅前のビルは寂れている感があった。

久慈からはJR八戸線で八戸へ向かう。

海沿いを走り、三陸鉄道に負けない景色。JR東日本となり、車内放送が東京と変わらない感じが少し残念。

八戸のみろく横丁で、魚をつまみにちょっと日本酒を一杯。イカにホタテにせんべい汁も良いなと考えたもののまだ15時前。さらに、八戸で青い森鉄道に乗り換えて、青森に向かうことにした。ここからは昔の東北本線だけあって、ローカル電車の旅感は消えた。
電車の中で、今後の指す手が広くて悩む。藤井聡太さんは将棋以上に長考するでしょう。鉄道好きだし。そんな悩む時間がこの度の楽しみである。

「お食事処おさない」でホタテ組み合わせ定食
浅虫温泉で少し紅葉が始まっていることに気づく。山側を見ていると、八甲田山に遠くに独立峰の岩木山が見えてくると青森駅に到着した。立派な駅ビルができていた。3階に好日山荘があり、遭難しそうになる。ここで遭難すると違う意味でまずい。

まともなご飯を食べていない。駅前に「お食事処おさない」があった。有名店みたいで、10人くらい並んでいたが、回転が早くて、15分ほどで入店。多くの外人の方も並んでいたので、ガイドブックに載っているいるのだろうか?

ホタテ組み合わせ定食(2800円)を注文。本当にホタテづくしだった。店を出ると、行列は20人くらいになった。

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