はじめに
10月になり、渓流釣りは禁漁となり、暖かい千葉県の千倉でキャンプをして来た。
昨年も訪問しており、大きな目的の一つは千倉にある「新吾鮮魚店」で購入するお刺身。下の写真は、昨年食べたカツオのお刺身セット。わさび、生姜、ニンニクをちゃんと付けてくれた。美味しすぎて、これが目的で今年も千倉に来たくらいだ。これで1000円くらいだった記憶がある。
今年は、カツオに加えて、刺身盛り合わせを購入し、千葉県の地酒を飲む予定だった。しかしながら、盆休み以降、潮の状態が良くないらしく、お盆以降10月まではあまり漁に出ないのこと。ということで、残念ながらお刺身を買うことができなかった・・・

千倉オレンジ村オートキャンプ場
昨年に引き続き「千倉オレンジ村オートキャンプ場」でキャンプをした。
千倉オレンジ村オートキャンプ場は、みかん農園にあるキャンプ場。海を見下ろす高台のサイトや木々に囲まれた森の中のサイトなどがある。今回はテント泊でなく、バンガローに宿泊した。あいにくの天気だったので、テントの設営・撤収が不要で、楽にキャンプをすることができた。

宿泊したバンガローの横にはみかん畑がある。みかん狩りのシーズンで、多くの観光客で賑わっていた。

綺麗に整備されたテントサイト。気持ちよく過ごすことができる。炊事場ではお湯もでるので、寒い時期にもキャンプしやすい環境。

本日宿泊したバンガローは作りがよくて、壁はベニア板1枚ではない。畳も敷いてあり、エアコン付きにはびっくりした。

キャンプ場は、海を見渡せる高台にあり、房総にきた感じが楽しめる。

今回は、残念ながら貝や焼き魚も入手できず、お肉を焼くこともないので、卓上コンロを使って調理をした。「新吾鮮魚店」で、いかの一夜干しと漬け焼きのブリのみ入手した。
いかの一夜干しをフライパンで焼いてみた。

フライパンでなく、仕上げは網で焼いた方がこんがり焼け目がついて、香ばしくて美味しかった。ゲソは上手く焼こうと気合が入った。

次は、漬けのブリをフライパンで、照り焼きの要領で焼いてみた。日本酒を少し入れて蒸した。味がしっかり染みていて美味しい。ペロリと食べる。

ビールで乾杯した後は、3本購入した千葉の地酒でお魚をいただく。地元の料理と地元のお酒は合うものである。腰古井は飲みやすい日本酒だった。

キャンプ場の方からサービスの鯖の干物をもらったので、焼いて食べる。夕方になるとキャンプ場の方が、配ってくれる。

メインはとり鍋とした。寒い屋外での鍋は体が温まって良い。

ご飯も食べたくなって、メスティンで鮭ご飯を炊いた。鍋に入れる舞茸を入れて、炊き込みご飯にする。

〆は、キャンプ場で売っていた柚子をたくさん入れたうどん。柚子の香りがたまらない。
刺身と貝焼きBBQができず残念であったが、翌朝の胃もたれもなくて、これくらいが適量であるということがわかった。アヒージョ、焼肉BBQ、焼きそばという今までのキャンプ飯は食べ過ぎのようだった。

千倉港でちょっと海釣り
釣りの師匠たちと千倉港でちょっとだけ海釣りをした。ようやく渓流釣りのテンカラを覚えたばかりで、海釣りの知識はない。ちょっと糸を垂らした程度の海釣りの体験。

岸壁の下には小さな魚がたくさん泳いでいる。渓流釣りでは見られない光景だった。

針の先にアームの擬似餌をつけて、リールで投げてみたが、全く反応なし。渓流釣りと違って、魚が追ってくることも見えないし、単調な作業だった。また、小魚を見ても、逃げる様子もないので、渓流釣りに比べて大雑把に感じた。改めて、渓流釣りとは繊細なものだと思った。

サビキのちょい釣りでは、小さいフグや小魚が釣れた。擬似餌は、小魚群に中に垂らしても、見向きもされないので、釣れない感じがした。
サビキを岸壁から落とすだけでは、小魚しか釣れないようだった。少し遠くに投げる仕掛けが必要なようだ。隣の人が、1mくらいのエイや穴子を釣っていて、漁港内にも魚が居るだなと思った。

寒いし、風が強いので2時間くらいで切り上げてしまった。
「道の駅 保田小学校」に寄り道
キャンプの帰りに「道の駅 保田小学校」に寄り道した。
保田小学校は、明治21年の設立から、平成26年(2014年)の少子化による廃校を迎えるまで、126年続いた歴史ある学校。保田小学校はリノベーションされて、2015年に「道の駅 保田小学校」として生まれ変わった。
体育館は大きなマルシェになり、町の農水産物や特産品を購入することができる。
校舎棟は、外側から耐震工事されて、その中に古い校舎が格納されている。

建物内部入ると旧校舎を見ることができる。室内だけど旧校舎の外壁についた校章を見ることができる。校舎内にはレストランの他にホテルもある。

猫ものんびりモード。徹夜明けの人間みたいに爆睡していた。

「海鮮丼と黄金アジフライ 保田食堂」で、「地魚刺となめろうのぶっかけ丼」を頂いた。4種の地魚となめろうが入った海鮮丼。お出しも付いてきて、3分の1くらいになったらお茶漬けにできる。


観光客で賑わっており、地域活性化のリノベーションとしては成功例である。ちょっとした寄り道だが、十分楽しめる道の駅で、オススメである。

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