【1日目】南伊豆ロングトレイル 2泊3日テント泊で通し歩き(松崎町〜雲見) 締めは絶景風呂

南伊豆ロングトレイル

1日目の概要

松崎町〜雲見夕陽と潮騒の岬オートキャンプ場(区間1から7)までを歩く。

【区間・ルート地図】

距離14.4km、時間5時間6分(歩行時間4時間32分、休憩32分)、登り1163m、下り1066m。

各区間の状況(登山道or車道)、距離、時間、登りをまとめた。

【1日目のルート・距離・時間・累積標高】

※距離と時間は自分のヤマレコによる記録

松崎町までの行き方

東海道線を三島駅で乗り換えて、伊豆箱根鉄道駿豆線に乗る。伊豆箱根鉄道ではICカードを使うことができない。一度JRの改札を出て、切符を購入。終点の修善寺駅で下車。

修善寺から8時20分発のバスに乗車。1時間35分で、9時55分に終点の松崎バスターミナルに到着。バスの乗車時間は長いが、土肥からの西伊豆海岸線沿いから時折富士山が見えて、展望は良い。風が強くて、海はすごい白波が立っている。この時、強風に悩まされると思っていなかった。
西伊豆は遠いと思っていたが、東京エリアから10時までに松崎町に到着することは可能であることがわかった。

区間1(松崎→室岩洞→岩地歩道): 4.3km

松崎バスターミナルの向かいにあるファミリマートで朝ごはんと食料を購入。

国道沿いでなく、松崎町の街中を歩く。「なまこ壁」の建物が多く、昔ながらの趣がある。

街中を抜けると2車線の車道歩き。集落は港町であるため、どの集落を抜けても必ず登りになる。振り返ると松崎町ののどかな街並みが見える。『世界の中心で、愛をさけぶ』のロケ地になるのもわかる。これからのロングトレイルにワクワクする。

登り切ってしばらく行くと室岩洞(ジオサイト)に到着。海岸線に(重い荷物は道の脇に置いて)降りていくと、石を切り出した後の洞窟がある。伊豆石を切り出していた石切り場の跡。石を切り出した後に、綺麗な水が溜まっているところもある。

国道に戻って、しばらく車道歩き。国道沿いには、シュールな彫刻が多数あり。歩いている人は皆無。車から見えるのか少し気になる。いや、気になると危ないのではないか?と考えながら歩いていると、岩地歩道に到着する。

区間2(岩地歩道): 1.0km

岩地歩道は、萩谷海岸まで周回の歩道(登山道)である。海岸まで周回で、降って登る。ここでもテント泊装備一式の重い荷物は駐車場に隠して置いておく。岩地歩道に入ると、アロエの花と初遭遇。1月はアロエ花盛りシーズンである。

萩谷海岸まで下っていくと、素敵な東屋とプライベートビーチのような海岸。砂浜ではないが、雰囲気がある。石が大きく、波が引く時にごろごろ音を立てる。

海岸から駐車場へは登り返しで、荷物を置いてきてよかったを実感。まだまだ先は長い。

区間3(岩地歩道→岩地): 1.2km

この区間は、距離の短い車道の下り。初めての集落(岩地)であり、胸が高鳴る。

区間4(岩地→石部): 2.2km

一里塚バス停より三浦歩道で石部に向かう。この旅、初めての本格的登山道。とにかく標識が多い🎶 距離が10m単位と表示が丁寧。松崎町のトレイルへの意気込みを感じた。

重い荷物を持った登山は半年ぶり。登りで鈍ったお尻の筋肉を酷使。石廊崎に辿り着けるのか不安になる。

区間5(石部→黒崎展望台→三競展望台→雲見海岸): 2.9km

石部海岸に到着。平六地蔵露天風呂という表示に惹かれて行ってみる。冬場はやっていない。(GW、7月、8月 無料)お腹が空いたので、おにぎりを食べる。猫がおこぼれを狙って寄ってくる。前脚を揃えて礼儀正しい猫と思ったが、警戒されているだけなのかもしれない。。。

石部集落から再び登山道に入る。黒崎展望台と三競展望台という富士山と駿河湾がよく見えるスポットを目指す。

登りきると黒崎展望台。駿河湾、富士山、西伊豆海岸線がよく見える。

三競展望台には、素晴らしい2階式のウッドデッキが設置されている。一人でテンションが上がる。GWなどのハイシーズンでは人が埋まるのだろうか?この日、冬場の平日であり、登山客とまだ会っていない。

雲見海岸に向かう途中で、車道に出る。ほっと一息したのも束の間、登山道の登り。最後の下りで雲見海岸と烏帽子山の絶景ポイントがある。なかなか良いポイントを作っているトレイルである。

雲見集落は、南伊豆ロングトレイルでは大きな集落のひとつ。最大かもしれない。

とばやストアがある。今回は定休日の水曜日であったため、食料を入手できなかった。魚や貝を入手したかった。海鮮BBQキャンプに憧れる。

海岸に出ると、温水も出る綺麗なトイレもあった。冷えた体には、助かる。

区間6(雲見海岸→烏帽子山→雲見海岸): 1.4km

鳥居を通って烏帽子山(ジオサイト)に登る。標高162mの一枚岩の山。石段450段+登山道10分の登り。石段は上に行くほど急斜が急になる。スキーのジャンプ台のようだ。

山頂の祠の裏に展望がある。南側には、千貫門やこれから向かう荒々しい海外線が見える。丘の上には本日のキャンプ場。目標をロックオンした。

展望台は、一人でなければタイタニックをやりたくなるようなサイズ感。

ただ、強風でとてもやれない状況ではある。。

区間7(雲見海岸→雲見のキャンプ場): 1.4km

烏帽子山を下山後、舗装道路でキャンプ場(雲見夕陽と潮騒の岬オートキャンプ場)に向かう。1.4kmの緩やかな登り。

雲見夕陽と潮騒の岬オートキャンプ場

雲見夕陽と潮騒の岬オートキャンプ場に到着。ソロキャンプ専用のキャンプ場である。静かな夜を過ごすことができる。冬場の平日で、宿泊者は一人。本当に静かな夜であった。強風であったが、防風されているエリアにテントを設置できた。夜中にテントがバタつくことはなかった。

左に富士山、テントがポツンと一つ。キャンプ場一人占めで、申し訳ない気がした。

キャンプ場から、千貫門、先ほど登った烏帽子山、富士山の絶景。さらに、貸切風呂からも見える。一人だけなので、これが本当の完全貸切風呂だ。

千貫門への往復は、キャンプ場に着くのが遅くなりそうだったので、省略した。その代わり、夕陽を見ながらの入浴できた。

入浴後は、無印良品で買ってきたスープパスタ(魚介とトマトガーリック)とコンビニパンの夕食とした。フランスパンを探したが、見つからず小さい食パン風のパンとした。ワインを飲みたかったが、我慢した。明日は頑張る日。9時間の歩き。最悪、次のキャンプ場の入間まで辿り着けない。明朝6時出発。絶対辿り着くという意思を固めるため、ご飯を食べながらキャンプ場を予約した。

夕食後、もう一度風呂に入り、iPadで読書しながら眠りにつく・・・・💤

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