四国歩き遍路32日目|八十八ヶ所(66〜70番) 白地荘から一富士旅館へ!遍路最高峰・雲辺寺を越え香川県「涅槃の道場」へ

四国・四国遍路
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【本日の記録】

 * 天気: 快晴

 * 歩行距離: 30.9km(※GPSの実測値)

 * 累積標高: 上り 802m / 下り 1029m(※GPSの実測値)

 * 時間: 8時間51分(活動7:29、休憩1:22 ※実測値)

 * 困難度: ★★★★★(四国八十八ヶ所の最高地点を越える山登りのため星5つ)

 * 宿泊地: 一富士旅館(三豊市)

 * 区間距離(目安):

   * 白地荘 〜 民宿岡田(歩き始めの地点):車で送迎

   * 民宿岡田 〜 66番 雲辺寺:約5.0km

   * 66番 雲辺寺 〜 67番 大興寺:約9.4km

   * 67番 大興寺 〜 68番 神恵院・69番 観音寺:約8.7km

   * 68番・69番 〜 70番 本山寺:約4.6km

   * 70番 本山寺 〜 一富士旅館:すぐ目の前

   * 総距離:約27.7km

白地荘を出発!送迎で民宿岡田へ戻り、いざ最高峰・雲辺寺へ

今朝は5時から朝食をいただき、6時に宿の車に乗せてもらう。昨日の到着地点である「民宿岡田」まで送ってもらい、ここからが本日の歩き遍路のスタートだ。

まずは約5km先にある第66番・雲辺寺を目指す。距離は短いが、雲辺寺は標高約900mに位置する四国霊場最高峰の札所である。朝一番からいきなりの急登が待ち受けている。

朝霧が立ち込める中を歩き出す。急な上り坂が続き、これまで歩いてきた中でもかなり急な部類だと感じた。疲労が蓄積しているせいもあるかもしれないが、やはり四国霊場で一番標高が高い場所へ向かうだけあって、キツさを感じる。上りは延々と続く。

しかし、登っていくうちに朝霧が晴れ、木々の間から朝日が差し込んできた。そして最初急だった坂も徐々に緩やかになってくる。

標高670メートル付近で舗装道路に出ると、パッと見晴らしが良くなり、眼下には見事な雲海が広がっていた。この絶景を見た瞬間、登りの疲れが一気に吹き飛んだ。そこからは舗装道路を緩やかに登っていく。

標高約900m!遍路最高峰の第66番・雲辺寺に到着

息を切らしながら急な山道を登りきり、第66番・雲辺寺に到着した。

上りは2時間程度と聞いていたが、大体それくらいで到着することができた。ここは四国八十八ヶ所の中で最も高い場所にあることから「四国高野」とも呼ばれている。ロープウェイで登ってくる一般の参拝客も多いが、自分の足で登りきった達成感は格別だ。

途中、「下から歩いてきたんですか?」と聞かれて驚かれ、「一番札所からです」と答えるとさらに驚かれた。また、ここは住所としては徳島県になるが、霊場としては「香川県(涅槃の道場)」の最初の札所という扱いになっているのも面白い。

参拝後、お寺の裏にある雲辺山まで登ってみることにした。そこには「毘沙門天展望館」があり、中に入って上まで上がることができる。

展望館から見下ろすと、狭い平野部に人々が集まって住んでいることがよくわかる。「日本は本当に山だらけだなぁ」と改めて実感した。

また、絶景のポイントには天空のブランコがあり、せっかくなので乗ってみた。とても気持ちがいいものだ。

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ちなみに、下り口のところには色々なポーズをした石像がたくさん並んでいた。これは「五百羅漢像」と呼ばれるもので、お釈迦様の弟子たちの姿を表しており、中には自分や知人に似た顔の像が必ず一つはあると言われているそうだ。

参拝を終えた後は、香川県の平野部に向けて標高200メートル付近まで、山道を一気に下っていく。

山を下り、本格的に香川県へ!67番〜69番を打つ

山を一気に下りきり、農村地帯の舗装道路を4キロほど歩いていく。いよいよ本格的に香川県の景色が広がってきた(厳密には昨日の時点で香川県には入っていたのだが)。長かった歩き遍路も、ついに最後の県「涅槃の道場」に入ったのだと思うと感慨深い。

山を下って約9km歩き、第67番・大興寺に到着。ここは真言宗と天台宗の二つの信仰が混在する珍しいお寺で、地元では「小松尾寺」とも呼ばれ親しまれている。

参拝を済ませ、さらに約9km先の観音寺市街地へと向かう。

香川に入ったので「讃岐うどんが食べたいな」と思っていた矢先、ちょうど良くうどん屋(大喜多うどん)が現れた。肉うどん(中)とおにぎりを注文。

それにしても、香川のうどんメニューは「ぶっかけ」「生じょうゆ」「ざる」「湯だめ」「冷やし」など種類が多くていまいち違いがわからない。特に「ざる」と「冷やし」の違いは一体何なのだろう?

お腹を満たし、第68番・神恵院と第69番・観音寺へ。

なんとこの二つのお寺は「一つの境内に同居している」という四国霊場で唯一の非常に珍しい場所なのだ。

いざ境内に入ると、本堂と大師堂が入り乱れていて、「どこでお参りすればいいんだ?」と最初は悩んでしまった。二つのお寺の大師堂の間に、神恵院の本堂があるという複雑な配置だ。

ただ、裏手にある綺麗なお庭がとても印象的だった。

境内は少し高台にあり、観音寺の街並みを望むことができた。

納経所も同じ場所にあり、同じ方から2つのお寺の納経をいただいた。なんだか不思議な感じだ。

第70番・本山寺を参拝し、目の前の一富士旅館へ到着

68番・69番を打ち終え、さらに約5km歩いて本日の最終札所である第70番・本山寺へと向かう。

橋を渡り、河原をひたすら歩いて行く。道自体は歩きやすいのだが、歩いても歩いても景色が変わらないのが、河原歩きの辛いところだ。

本山寺は、遠くからでも目立つ立派な五重塔がシンボルのお寺だ。

境内には鎌倉時代に建てられたという国宝の本堂があり、非常に歴史の重みを感じさせる。まるで京都や奈良のお寺のようだった。

本山寺での参拝を終え、今日の宿「一富士旅館」に到着した。

この宿は、70番・本山寺のすぐ目の前という絶好のロケーションにある。国宝の本堂までわずか30メートル位しか離れていない。

老舗旅館といった趣で、金剛杖もきれいに洗っていただき、部屋の床の間にちゃんと置くことができた。素晴らしい心遣いだ。

遍路最高峰の雲辺寺を越え、さらに4カ寺を巡るという充実した1日だったため、お寺のすぐそばで休めるのは本当にありがたい。

晩御飯は、たくさんの小鉢がついたバランスの良いお食事だった。1泊2食付きで6,500円という、非常にコスパの良い素晴らしいお宿である。

明日はさらに香川県の札所を打ちながら、善通寺などの名刹へと向かっていく。

【ヤマレコの記録】

詳細なルートの参考用として、ヤマレコの記録をつけておきます。

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