大丹波川の釣りで竿が折れたけれど、神戸の殺人犯や熊出没には遭遇せず

奥多摩
大丹波川に流れ込む沢にあるわさび田を通る

はじめに

初心者の釣りシリーズです。奥多摩で2回連続イワナを釣ることができたので、今度は大丹波川に釣りに行ってきました。

しかしながら、木にラインを引っ掛けた時に、テンカラ竿を折ってしまい本格的に釣りをすることはできませんでした。竿は折れたけれど、心は折れず。ゆっくり沢を歩きながら、イワナはどんな所にに潜んでいて、どんな行動するのかを観察したり、自分がどういう動きをするとイワナが逃げるのかというのを見てきました。遠くから、できれば岩陰から静かに魚のいそうなポイントに毛鉤を投げ込むというのが重要だと改めて思いました。

自分がイワナを釣った時は、だいたい源流域での落差があって石が多いところ。淵のようなところでは釣ることができていません。今回の沢歩きで、淵の手前の岩から顔を出した瞬間にイワナに気付かれて逃げられることが度々ありました。今度は、水面が見えないところから毛鉤を静かに投げ込むことを試してみたい。

釣りは、釣れない要因と釣れる要因が多くあります。魚が釣れること自体も面白いのですが、色々な要因を試してみたくなって、釣りに行きたくなります。

神戸での殺人犯逮捕

釣りから帰ってきたら、ニュースで奥多摩が取り上げられていました。神戸の殺人犯が古里駅で捕まったそうです。犯人が逮捕されたお隣の川井駅をうろうろしていたので、遭遇せずによかったです。犯人は、奥多摩駅→鳩ノ巣駅→古里駅と歩きてきたので、逮捕が遅ければ川井駅まで来ていたはず。本当に酷い犯人で、警察の素早い逮捕に感謝です。

大丹波川で熊に襲われ怪我というニュース

翌日、「大丹波川で熊に襲われ釣り人が怪我」というニュースが流れました。釣りに行った当日は、青梅で小熊の目撃情報のニュースが流れていました。

奥多摩に行く時は、「東京都ツキノワグマ目撃等情報マップ ~TOKYOくまっぷ~」を確認しています。最近は、日の出町や青梅での熊の目撃情報が多いです。川井駅から大丹波川付近での目撃情報はありませんでした。もしかしたら、釣りに行った当日に青梅で目撃された熊が、青梅三山を超えて、大丹波川に出没したのかもしれません。

東京都ツキノワグマ目撃等情報マップ ~TOKYOくまっぷ~より(2025年8月25日現在)

釣り人が熊に襲われたというキャンプ場の横を前日に通っています。

釣りに適した良い渓相です。

怪我された方の証言によると、崖から落石と思ったら熊が落ちてきて、いきなり顔を引っ掻かれたとのこと。去年、私も東日原集落付近で落ちてくる熊を目撃したことがあります。目の前に落石ならぬ落熊。熊も人間に驚いて攻撃してきたのかもしれません。気をつけていても避けられそうにありません。

蕎麦粒山への登山の途中で、倉沢谷と川乗谷で釣りを予定していましたが、取りやめました・・・

釣りをしている時は、魚に見つからないように気配を消さなければならない、一方、熊には察知して逃げって行ってほしいという二律背反で、悩ましいです。

釣行記&沢歩き記

道路の行き止まり地点から入渓します。ここは駐車禁止。駐車場は見当たりませんでした。今回は、電車とバスで清東橋まできて、歩きました。

上に木が茂っていて、釣りにくい。

そして、ポキんという音とともに竿が折れる。前回から竿を出す時やしまう時に引っかかる感じがしていてやばいかもと思っていたところでした。

このまま真っ直ぐ登っていて、川苔山に登ろうかと思いましたが、登山道が通行止めだったので、止めておきました。そこで、ゆっくりと沢歩きをすることにしました。流れ込む沢ごとに、わさび田があります。高巻きポイントなどもあり、歩くのには注意が必要です。

綺麗な渓流です。竿があれば釣りをしたいポイントです。後から思えば、枝に仕掛けを付けて、釣ってみたらよかったかもしれません。

少し早めに山から下りたので、上州屋にテンカラ竿を見に行きました。品揃えが少なかったので、Amazonでポチりました。登山と釣りのハイブリッドスタイルで、源流域での釣りが多いです。そこで、竿は短めの2.7mと3.3mを購入しました。禁漁まで残り1ヶ月。あと何回釣りに行けるのだろうか?

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