御岳山と大岳を登って、大岳沢と養沢川の釣り場の調査

奥多摩

コース概要

古里駅より御岳山と大岳山を登って、大岳鍾乳洞側に下山。その後、釣りの師匠と大岳沢と養沢川の釣り場を調査してきました。

3月1日に秋川上流エリアの釣りが解禁。それに合わせて、釣りをしている人を見かけました。養沢川に入ると、養沢毛針管理釣場が数キロ渡ってありました。すごい規模です。

昨年から釣りを始めたばかりのど素人。いつか北アルプスで天然の岩魚を釣ることを夢見ています。

【ルート地図】

御岳山にはバス&ケーブルカーを使わない最短ルートの古里駅から大塚山北尾根コースで登りました。

山上の宿坊のある集落を抜けて、御岳山、奥の院、鍋割山のピークを超えて、大岳山で昼食。

大岳山からは、関東ふれあいのコースである大岳沢コースを通って、川の様子を見ながら大岳沢沿いに大岳鍾乳洞入口(バス停)まで下山。バスが来るまで、養沢川の釣り場を調査をし、怒田畑から武蔵五日市駅までバスに乗車しました。主要路線でないため、バスの本数が少ないので、注意が必要です。

今回の下山ルートは、関東ふれあいの道です。しかし、舗装道路が長いので、馬頭刈山の尾根を通るコースで、「瀬音の湯」まで下山する方が楽しいかもしれません。

【標高グラフ】

ルートの総距離は、19.6km、獲得標高1527m、7時間15分(休憩1時間9分、ヤマレコの標準時間の0.6〜0.7)でした。標高グラフの通り大岳山付近は急な登りと下りです。

古里駅〜御岳山

JR奥多摩線の古里駅を下車。国道を渡ったところのセブンイレブンで食料を調達する。奥多摩の最後のセブノンイレブンで、よく利用する。山向けの商品も多い。ただ、購入時に必ず売りの商品を推してくるスタイル。断るやり取りがわずらわしい。。。

すぐに多摩川を越える。谷底は50mくらいはるか下。覗くと足がすくむ。上流は鳩ノ巣渓谷。下流は御嶽渓谷。ここも立派な渓谷だが、名前はあるのだろうか。ここ1ヶ月雨が降っていないので、水量は少ない。遠くに雲取山方面が見える。

水量少なめの多摩川の渓谷

車道を数百メートル歩くと登山口。お寺と綺麗なトイレがあり、登山の準備をする。

登山口の長福寺

動物侵入防止の扉を開けて山に入る。上を見上げると急であったが、整備された登山道で緩やかな登り。道幅も広くて歩きやすい。

杉林の道を登っていく

麓に近い側は植林された杉林。こいつが花粉症の原因か。。。と思う。

花粉防止でゴーグル(現場で使う保護メガネ)を着用する。目のゴロゴロ感は緩和される。

杉の植林地帯を抜けると、落葉樹林帯となる。遠くが見えて良い感じ。

杉林を抜けると落葉樹のトレイル

まずは、最初のピークの大塚山に到着。山頂すぐ下には東屋もあり、休憩もできる。

大塚山山頂

大塚山からは御岳山までは、ケーブルカーやリフトなどからの道が多い。標識に従って適当に歩くと、ヤマレコより「ルートを外れている」と指摘されてしまう。

いつも驚くのが山上の集落。古里駅から2時間登って、まさかの集落。この違和感は半端ない。中世修験道の一大中心地として知られ、山伏たちは布教活動や参拝客への宿を提供するなどしていたようである。

山上の御師集落

御嶽神社の手前は商店街

御岳神社への登りは地味に辛い。朱色の本殿で辿りついてお参りする。

御岳神社

参拝後に忘れてはいけないのが、本殿裏にある御岳山山頂と奥宮遙拝所へ行くこと。

本殿裏にひっそりある御岳山山頂

奥宮遙拝所

トレイルで拾った「御岳山イラストマップ」がわかりやすい。道が多くて、悩むエリアで参考になる。

普通の靴で歩くことのできる道と登山靴が必要な道の区分もされている。良い地図だ。

御岳山イラストマップ<東京都御岳ビジターセンターHPより>

御岳山〜鍋割山〜大岳山

御岳山からは奥の院と鍋割山を通る登山道を歩いた。上級者向けで、鎖場と急斜面がある行場コース。

奥の院と鍋割山への分岐

鳥居を通って、奥の院に向かう。登山道の左右には樹齢100年以上の立派な杉林。杉の木1本1本に番号が振られていて管理されているようだ。

鳥居を通って奥の院へ向かう

奥の院の手前に社殿があり、奥の院には小さな石の祠がある。ここが奥宮遙拝所から見えたぽっこり山の山頂の奥の院だ。

奥の院には石の祠

奥の院から鍋割山はアップダウンはあまりない。

鍋割山山頂

鍋割山を越えるとこれから向かう大岳山が見えてくる。鋸山への稜線も綺麗に見える。

大岳山から鋸山の稜線

大岳山に近づくにつれてう岩場が出てくる。道幅はあるが、片側が切り立っている。

岩場のトレイル

大岳山荘は廃墟化が進んでいる。大岳山荘のすぐ横に大岳神社がある。

廃墟化する大岳山荘

大岳神社

大岳山の山頂付近は、急な岩場の登り。

大岳山付近の急な岩場の登り

大岳山〜大岳鍾乳洞入口

大岳山に到着。少し雲がかかった富士山が見えた。南側の丹沢方面、西側は山梨方面の山々が見える。バーナーでお湯を沸かして、カップラーメンとコーヒーで昼食。

大岳山の山標と富士山

富士山と手前の山並みが絵になる

南側の丹沢方面

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西側の山梨方面(山座認定してみた)

大岳山直下は急な下り。1ヶ月くらい雨が降っていないので、乾いていて滑りやすい。注意が必要。

大岳山直下の下りは急で注意が必要

白倉分岐から大岳沢コースにて下山。距離は短いが急な下り。途中に大滝がある。

大滝は左側に巻いて下りていく

大滝は滝つぼまで下りることができる

登山口からは舗装道路の歩きが長い。大岳鍾乳洞、小滝、大岳キャンプ場を通る。大岳鍾乳洞入口まで歩けば、バス停があり、バスに乗ることができる。

大岳鍾乳洞

大岳鍾乳洞入口(バス停)には養沢神社がある

釣り場調査

3月1日に秋川上流エリアの釣りが解禁。釣りの師匠と釣り場の調査。大岳鍾乳洞の下流の堰の大岳沢から釣り人を数人見かけた。餌釣りの人が多くて、びくには多くの魚が見られた。解禁直後は魚が放流されているので、釣りやすいようだ。

11月1日から禁漁で、今年は3月1日解禁

雰囲気の良い渓谷での渓流釣り(大岳

大岳にヤマメがちらほら

大岳川が養沢川に合流すると養沢毛針専用管理釣り場となる。バスが車で下流に向かって3kmくらい歩くが、ずっと管理釣り場だった。広大なエリアであり、釣り人もまばらで釣りをしやすそうだった。車道からどんなところに魚がいるのものなのか観察できて、勉強になった。

なお、上流域は御岳沢で秋川漁業協同組合の管理下である。今回は歩いていないが、大岳川と同じように釣り場のポイントはありそう。

養沢川に入ると毛針専用管理釣り

管理釣り場の大きなニジマス(小さいヤマメもたくさんいた)

今回は大岳沢沿いに下山し、養沢川の養沢毛針釣場まで歩いた。

北秋川の上流にも小さな沢があるので、山を登ったときに歩いてみよう。

秋川上流地区<2025年秋川業業共同組合HPより

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