藤野15名山(京塚山〜名倉金剛山〜峰山〜秋山温泉)低山登山の記録

歩く旅

背景

藤野15名山のうち京塚山・名倉金剛山・峰山の3座(黄色マーカー)を歩いてきました。

前回の登山と合わせて、中央線の南側の7座(赤字)を登りました。

1 茅丸(かやまる)1019m
2 生藤山(しょうとうざん) 990.6m
3 陣馬山(じんばさん) 855m
4 明王峠(みょうおうとうげ)738.9m
5 石老山(せきろうざん)694.3m
6 矢ノ音(やのね)633m
7 石砂山(いしざれやま) 578m
8 峰山(みねやま) 570m

9 鷹取山(たかとりやま) 472.4m
10 鉢岡山(はちおかやま) 460m
11 名倉金剛山(なぐらこんごうざん) 456.4m
12 日連金剛山(ひづれこんごうざん) 410m

13 岩戸山(いわとやま) 377m
14 京塚山(きょうづかやま)358.7m
15 小渕山(おぶちやま) 355m

7つの山は、5つのエリアに点在しています。

 ① 石老山エリア(歴史を感じる道を歩く)

 ② 石砂山エリア(里山らしい風景を歩く)

 ③ 日蓮アルプスエリア(アルプスといわれる稜線歩き)

 ④ 峰山エリア(下山後は温泉でほっこり)

 ⑤ 名倉金剛山エリア(野外芸術を鑑賞しながら歩く)

別の記事で紹介しましたが、

【1回目】①石老山エリア → ②石砂山エリア → ④峰山エリア

【2回目】③日蓮アルプスエリア ←→ ⑤名倉金剛山エリア

で歩くのが良いと説明しました。

とはいえ、前回いかなかった④峰山エリアと⑤名倉金剛山エリアを歩いてきましたので、紹介します。

結論からいうと、予想通りロード歩きが長くなってしまいました。本ルートはあまりお勧めできません。

コース概要

藤野駅から「名倉金剛山エリア」を歩きます。まずは、緑のラブレターの上部を通って稜線に上がり、京塚山・坊主山、一本松山を登ります。向原の集落に一旦下りて、再度稜線に上がって、高倉山・名倉金剛山・鶴島金剛山を登って、鶴島金剛山登山口に下ります。登山口までの下りは、尾根が細くて急な場所があるので、歩行に注意が必要です。

「名倉金剛山エリア」から「峰山エリア」は長いロード歩き。意外とアップダウンもあります。

峰山へは、大鐘登山口より登ります。

峰山からは、やまなみ温泉が定休日(水曜)のため、秋山温泉に下山。秋山川を越える前川橋が通行止めだったので、ロードで2kmくらい迂回しました。

※前川橋は、木造の吊り橋です。以前は、車も通行できた珍しい橋です。

木造の吊り橋の前川橋(通行止め)

【ルート地図】

【トレイル状況・距離・時間・累積標高】

距離23.6km、時間は6時間18分(休憩35分含む)、獲得標高1,344mでした。

距離と時間は自分のヤマレコの記録。時間は標準タイムの0.6〜0.7。

【標高グラフ】

最高標高は、峰山(570m)でした。

藤野15名山でない鶴島金剛山の方が名倉金剛山より標高が高いです。理由は、鶴島金剛山は上野原市(山梨県)にあるからだと思います。山頂からの景色も良いので、鶴島金剛山も合わせて行くことをお勧めします。

区間1(名倉金剛山エリア : 藤尾駅→京塚山→名倉金剛山→鶴島登山口): 8.9km

藤野駅で下りて、歩き始める。いつも中央自動車道から気になっていた緑のラブレターが見える。まずはラブレターまでが目標である。

中央自動車道からも気になる緑のラブレター

甲州街道を渡って、相模湖の橋を渡る。もやった中の朝日が綺麗。

相模湖を渡る

昔からあるちょっと古い集落を抜けて、トレイルでの登り。緑のラブレターの上に出る。イメージが違う。遠目で見るのと違って、白いビニールがくすんでたり、すすきが生えて、枯葉が溜まっている。来てみないとわからないものだ。

緑のラブレターの横に来ると遠目と違う感じだった

陣馬方面の景色は良い。愛の鐘があったので、一人で鳴らしてみた。

緑のラブレターからは陣馬方面が綺麗

京塚山山頂で朝ごはん。朝日が昇ってくる。

京塚山で日が登る

京塚山からは稜線を歩く。丹沢の山々、特に大室山が大きい。朝日でキラキラ、落ち葉でふかふかのトレイルで、気分が高揚する。坊主山と一本松山の小さなピークを越える。

丹沢を見ながら、落ち葉でふかふかのトレイル

一度、向原集落に下りる。小学生の登校時間だ。天神峠から登山道に入って、高倉山に向かう。高倉山からも、木々の間から丹沢がよく見える。高倉山から稜線を歩いて、名倉金剛山へむかう。

名倉金剛山山頂

次の金剛山は、鶴島金剛山。こちらの方が標高が高い。上野原に入ってるから、藤野15名山ではないと思う。山頂からの眺めは、このエリアでは1番良かった。

鶴島金剛山からは眺望が良い

鶴島金剛山からは、痩せた尾根。下りはロープがいっぱい垂れ下がってる。上野原は登り下りがきつい山が多い気がする。10年以上前に出場した上野原トレイルは、40km弱だったが格別にきつかった。過去のトレランで一番走行速度が遅いかもしれない。第一回大会の完走率は40%くらいだった。

鶴島金剛山からの下りはロープがいっぱい

区間2(名倉金剛山エリア→峰山エリア): 4.9km

鶴島金剛山登山口から峰山の大鐘登山口までは、舗装道の歩き。地味にアップダウンがあり。やはり、このエリアは少し離れている(5km)ことを実感する。山梨でよく見かけるハッピードリンクショップを通る。

ハッピードリンクショップを通ると山梨にきた感じがする

区間3(大鐘登山口→峰山): 2.4km

ようやく峰山への登山口に到着。広いトレイルを峰山に向かって登っていく。峰山への登山道は手入れがしっかりしていて、人がたくさん歩いてる感じ。非常に歩きやすい。

長いロードが終わり峰山に登る

山頂からは大室山。さらに向こうにひょっこり富士山も見えた。右側には菜畑山と今倉山など道志の山も見える。反対側は先週登った石老山も見えて、眺めが良い。冬だけど、日差しが暖かい。ゆっくり昼ごはんを食べる。

峰山からは富士山がひょっこり見える

区間4(峰山→秋山温泉): 7.4km

下りは、分岐してからススキ畑で踏み跡が少なく、幅が狭いトレイルに突入。何度か折り返して、林道に出る。秋山温泉に向かうために秋山川を越えなければいけないが、前川橋が通行止め。道路を2kmくらい迂回した。この区間で7km以上歩いた。

木造吊り橋の前川橋は通行止めで大きく迂回する

再度、山梨県に入り、秋山川渡って、秋山温泉に着く。

2度目の山梨県

下山後(秋山温泉、上野原駅)

秋山温泉は温泉だけでなく、プールが併設されている。入浴後に、上野原駅までの無料バスに乗った。おおよそ2時間ごとで1日に4本なので、注意が必要である。

秋山温泉の無料バスで上野原駅まで送ってもらう

上野原駅に併設されているWine Wall Uenohara。前から気になっていた。お店の人が居なくて、見学だけして来た。2 階には山梨ワイン 420 本が壁面陳列されている。壮観である。

おしゃれなワインショップWine Wall Uenohara

藤野15名山の攻略編(週応戦の南側の7座)

別の記事で「藤野15名山の攻略編(中央線の南側の7座)」があります。ご参考になれば幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました