雲南省•ラオスの旅での3つの小トラブル(中国旅行での注意事項)

中国
予約を間違って、期せずして高級ホテルに滞在

はじめに

旅には色々トラブルは付きものです。

今回の旅で下の3つトラブルがあったので、教訓として書き留めておきます。いずれも中国滞在中でした。

  1. ホテルの予約間違い
  2. WeChatペイが使えなくなる
  3. 予約したホテルが見つからない

「やっちまったなー」、「あー困ったなー」という感じのトラブルでした。

ラオス旅行中は、トラブルらしいことはありませんでした。

ホテルの予約間違い

成都では飛行機のトランジットで午後10時前到着。空港近くのホテルに泊まって、翌日にシャングリアへの飛行機に乗ることにした。

飛行機が到着したのは、2021年に開業した成都天府飛行場。一方、予約したのは、成都双流飛行場近くのホテルでした。成都双流飛行場は街の中心部から16kmで、成都天府飛行場は50kmも離れている。

予約したホテルの名前は、成都空港悦享ホテル。天府空港でたどり着いたホテルの名前も悦享ホテルだった。なぜ違う空港で同じ名前のホテルに辿り着けたのかは、到着ターミナルとホテル位置関係が同じで、徒歩で行ける距離だったから。読図能力で辿り着く。

ドアマンにも「悦享ホテル」を見せて確認してホテルに入る。チェックインで、予約がないと言われてTrip .comで予約画面を見せる。「あー、別のホテル」ですね。地図を見せて、「空港のここでは?」と確認。「別の空港ですね」とのこと。予約したホテルに行くには、「地下鉄で1時間15分で、タクシーは高いよ」と教えてもらう。夜10時を過ぎていて、明朝には空港に戻ってくることを考えて、このホテルに泊まることにした。ホテル代は2.5倍と予想外の出費となる。

なお、Trip .comで予約したホテルは、午後10時過ぎにも関わらず、キャンセルできた。アプリ上は無理だったので、ホテルに電話(Trip .comアプリ内のインターネット電話で繋がる)する。中国語しか話せない人が対応。伝わらないので、電話を切る。再度アプリでキャンセルできないか探していたら、キャンセル依頼メールを送信でき、Trip .comからキャンセル了承の連絡があった。Trip .comの素晴らしい対応に救われた。

<間違った理由>

  1. 地球の歩き方の最新版が20〜21年版が最新であり情報が古かった。ガイドブックに天府空港の情報がなかった。
  2. 20年くらい前に何度も成都に出張しており、双流空港の成都の南西に位置する記憶があった。
  3. 中国では情報規制のため、Googleマップの情報が乏しい。詳細に位置関係を調べられなった。
  4. 成都には何度も行ったことがあり、油断があったこと。

それにしても、空港は違うけど、同じ名前のホテルに辿り着くとは、こんな偶然もあるんだと思った。

今回は違う場所を予約してしまったが、いつか違う日で予約する間違いをしそうな気がしている。

WeChatペイが使えなくなる

今回の旅行は中国に1週間以上滞在するため、WeChatペイで支払えるように準備をした。なお、中国ではVISAなどのクレジットカードは使えないことが多い。

WeChatペイでの支払いの最初の3回は問題なかった。しかし、4回目からVISAのSMS認証を要求されるが、自分の携帯にSMS届かず。翌日、楽天モバイルにて海外ローミングをオンに設定変更。SMSを受信できるようになる。SMSを受信できるようにしておく必要がある。

楽天モバイルの場合、中国では2Gまで無料で通信できる。SMS受信だけだったので、通信容量は使わず、無料通信範囲内で収まった。

自分が購入したe-SIMはSMSを受信できないタイプ。e-SIMのサービス内容を確認しておいた方が良い。

WeChatペイの使い方は、PayPayと同じ。特に悩むことはなかった。QRコードをスキャンする場合と自分のバーコードを見せてスキャンしてもらう2通りがある。

不思議だったのは、WeChatペイで支払う時の確認方法。何も確認がない時、SMS認証が必要な時、携帯のロック解除パスワードを入力する3つのパターンがあった。

WeChatペイが使えなくなるリスクもあるので、ご飯を食べる時には支払う金額以上の現金を用意しておくことにした。中国で、現金払いは非常に少ない。現金で支払うことはできるが、お釣りがないと言われたこともあった。

<iPhoneの設定方法>

モバイル通信の設定方法は以下とした。主回線は日本の回線で、旅行がe-SIMである。

モバイル通信は両方ともオン。モバイルデータ通信で、e-SIMのレ点を入れ、こちらを基本的に使って通信する。SMSのみ主回線で受信するようである。これで上手くいった。

予約したホテルが見つからない

Trip .comで予約したシャングリラのホテルの位置がTrip .comが100mほど違っていた。グーグルマップは、中国では情報量が少なくてちゃんと表示されない。(住所のコピペだと表示されず。Trip .comに頼るしかない。お店の人など3人に聞いてなんとか辿り着く。

麗江では、booking.comで予約したが、地図で指示されたところに行くものの工事現場。ホテルが見つからなかった。予約したホテルをキャンセルして、良さそうなホテルの前でオンライン予約をした。

それ以降、中国ではホテルを事前しないで、ホテルを実際に見つけてからオンライン予約することにした。

その他の注意事項

中国では、LINE、Twitter、Facebook、Instagram、YouTube、Google関連サービス(Gmail、Googleマップ、Google検索など)が利用できない。Yahooのニュースを見ることができるが、検索機は使えない。ということで、検索機能は使えなくなるし、日本との通信手段もなくなる。中国のインターネット規制(グレート・ファイアウォール)によってブロックされている。

もし中国でこれらのアプリを使う場合、VPNを使う必要がある。NordVPNのホームページには、旅行者がVPNを使うことは可能であるが、グレーゾーンでもあるので、注意が必要。

中国ではVPNの使用が技術的には違法ではありませんが、厳しく制限されています。中国政府はVPNの使用に厳しい制限を設けており、多くのVPNプロバイダーをブロックしているにもかかわらず、VPNは法的にはグレーゾーンな位置にあります。それにもかかわらず、多くの消費者はインターネットアクセスのためにVPNを利用しています。

公式には、中国政府は政府の承認を受けていないVPNの使用を禁止しています。承認を受けるためには、VPNは政府にバックドアアクセスを提供する必要があり、これではセキュリティが確保されません。承認されていないVPNを作成したり販売したりしている中国市民は、罰金や懲役刑を受ける可能性がありますが、これらの罰則は一貫して適用されているわけではありません。

現状では、中国旅行者や出張者がVPNを使用することは可能です。しかし、VPNアプリがあることで問題が発生しないわけではありません。警察によるランダムなスマホの検査中に、訪問者にVPNアプリを削除するよう要求されることがあります。特に新疆ウイグル自治区のような北西部地域に入る際には、当局が監視アプリをスマホにインストールするという報告もあります。

中国は鉄道や道路が発達しており旅行しやすい。料理も馴染みが多いものが多く、衛生面の心配も少ない。ただ、ネットの面だけは、他国と事情が違うので、注意が必要だった。

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