【3日目】南伊豆ロングトレイル 2泊3日テント泊で通し歩き(入間〜石廊崎)「金目鯛と鯵の炙り姿寿司」で居酒屋 踊り子号

南伊豆ロングトレイル

3日目の概要

入間〜石廊崎(区間16から17)までを歩く。

【区間・ルート地図】

距離7.2km、時間2時間35分(歩行時間2時間27分、休憩8分)、登り408m、下り375m。

各区間の状況(登山道or車道)、距離、時間、登りをまとめた。

【3日目のルート・距離・時間・累積標高】

区間16(入間→中木): 3.1km

石廊崎までは残り7km。ゆっくり歩いても大丈夫。ゆっくり起きる。引き続き風が強いので、お湯だけ沸かして、アルファー米と味噌汁だけのシンプルの朝食。まだ食べていない海鮮を食べることを狙っている。

テントを撤収して、出発。空気が乾いていて、結露しないのが楽で良い。

出発後、集落を抜けたところでいつも通り登りの登山口に入る。林の中で、風の影響がなくて歩きやすい。中木までは3kmほど。途中に念仏堂という昔、航海の安全を願ったところらしい。中木集落に近づくと墓地の中を下っていく。お寺の中を通って中木に到着する。

区間17(中木→石廊崎): 4.1km

中木からは最後の区間。集落を抜けると登り。もうわかりきっている。11回目だろうか? 一度車道に出て、登山道に戻る。今度は方角石跡という帆船時代に方位を示した跡を通る。

その後、二車線の車道を歩く。この区間の大半は車道。もう危険箇所はない。急に伊豆半島の先端に近づいている感じが湧き出てくる。テンションが上がる。

「伊豆大島が見えた」と、この時は思った。神津島や三宅島である。この後、石廊崎で知る。伊豆七島がこんなに近くに見えると思っていなかった。

石廊崎灯台に到着。灯台には登れない。

灯台横の小道を通って、神社を抜けると、伊豆最南端があった。「ゴールに来たー」という達成感。南下ルートは良いと思った。伊豆七島が全部見える。(八丈島除く)

いつも丹沢から南に見える伊豆大島が、東に見える。ずいぶん南に来たものだと満足感があった。

ゴールすると身体が軽くなり、まだまだ歩けるような気がした。

石廊崎到達後

ゴールの達成感を噛み締めながら、石廊崎オーシャンパークに戻る。久しぶりの暖房だ。身体が温まる。お湯で手も洗える。普段、普通のことがありがたく思える。金目鯛の干物定食を食べる。

11時半のバスで下田駅に向かう。さらに海鮮を食べるために、13時2分発の踊り子号まで駅周辺を探索。駅前の時計台フロントという店で、「金目鯛と鯵の炙り姿寿司」を入手。料理長の友達が釣った魚。塩で食べるとさらに美味しい。さすが伊豆、本物のワサビが付いている。居酒屋新幹線ならぬ「居酒屋踊り子号」と化する。

あまり知られていないトレイルだが、海、山、そして富士山の眺望を楽しめる。ちょっぴり自然の厳しさも体感できる。良いトレイルだ。多くの人に歩いてもらいたいと思った。

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