雲南省•ラオスの旅③ 松賛林寺と香格里拉の街中を散策

中国

はじめに

香格里拉と書いてシャングリラと読む。シャングリラの滞在4日目。昨日まで、梅里雪山に1泊2日で行ったので、本日はゆっくりする。松賛林寺とシャングリラ街中散策をした。

ホテルの洗濯機が無料で使えた。あまり溜まっていないが、洗濯した。涼しいのと、ミズノのメリノウールのTシャツは匂わなくて数日間着ることが出来ている。

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朝食は、豆乳と小籠包。中華圏の朝食はよい。

松賛林寺

松賛林寺とは、

雲南で最古でかつ最大のチベット仏教の寺院。ラサにあるポタラ宮を模しているため、「小布達拉宮」とも呼ばれている。シャングリラの町中から約5キロ離れたところにある。寺は高い丘にあり、町を見渡すことができる。

大殿は僧侶らが座禅をし、経を読むところで1600人を収容できる。大殿の真正面には様々な仏像が祀られていて、有名なものとして、五世のダライラマの時代の釈迦銅像、鎏金と銀製の香炉、万年灯などがある。

タクシーで向かうことにした。タクシーアプリで呼ぼうと思ったが、中国の地図は中国語でどこに行って良いか分からない。直接、タクシーを捕まえるオールドスタイルにした。中国のタクシーで悪い経験はない。

タクシーの運転手から「ハンなんちゃら」と言われた。よく分からかったけど、「リーベン」と答えたら納得。「韓国人か?」と聞かれたのだろう。大体状況で言われることが決まっているので、分からないなりにも、状況により聞かれることが分かるようになっていく。

立派なバスターミナルに到着する。ここが松賛林寺の入口。ここで、チケットを買って、バスで連れて行かれるパターン。自動券売機があったが、パスポート適用外のようで、窓口で買う。入場料110元、バスの往復60元。

バスは10分も乗らない。帰りも同じところから乗車する。大した距離でないので、帰りは歩いて、バスの片道チケットを買うという手もある。

バスを降りると松賛林寺の壮観な眺め。

みんな富士登山8号目みたいに、苦しみながら登る。3,300m以上に4日目だけど、高地順応しているのかわからない… 高地順応の目安って何だろう。

登った苦労が報われる上からは素晴らしい眺め。

お寺の内部は撮影不可。外部を撮影。お坊さんが、売店の店番をしながらお経を読んでいたのはシュールだった。そこで、コーラを購入した。

ここでもマニ車を回す。何回まわすのが良いのか分からないけど、いつも仏像が三体あり、過去・現在・未来を意味するので、3回まわしてみた。

お坊さん合奏をしていた。

お寺の前には綺麗な池もある。不忍池負けた。

シャングリラ街中散策

ホテルまで歩いて帰る。気温15℃で歩きやすいし、道もしっかりしている。距離も5キロ位だ。

途中にお茶屋さんに入って試飲させてもらう。プアール茶の円盤を買う。町中で見るより安かった。2013年製だから12年ものの熟茶だ。

在宅勤務をごく稀にやっていた時、プアール茶のちっちゃい茶葉を朝に入れると、5、6杯飲は抽出できて、晩御飯までもつ。そして、ガンガン飲むと痩せる感じがした。ランニングでも痩せるけど、同じく内臓脂肪が減る感じがする。内臓脂肪が減るとすぐお腹が減る。そしてご飯がおいしい。その感覚が嬉しくてランニングを続けている。

蘭州ラーメンを食べる。街中に多く看板があって気になっていた。ドライバーに聞いたらチェーン店だよとの事。ちょうどあったので入ってみた。セットメニューで20元だった。

年配の方はチベット族の民族衣装を着ている人もいる。中国は急激に変化したので、親世代はフネさんみたいに割烹着を着ているが、この世代のサザエさんは洋服という感じなのか。

町中は本当に綺麗。空気も綺麗。そして空が青い。

途中、役所の前を通る。会社も共産党もスローガンが大事。

ゆっくりと独克宗古城を一周して、ホテルに戻る。

博物館(無料)にも行ってみた。

シャングリラのある迪慶市は、チベット語で「平穏と至福の地」を意味する。世界自然遺産「三江併流」の中核地域。チベット族、リス族、ナシ族など26の民族が 居住し、総人口は約39万1千人である。

面白かったのは、昨日体感した川による谷の深さを示す地形図。梅里雪山に行った後なので、ここで登って、下ってと復習できた。

それ以外には、シルクロードならぬ茶の道ことティーロードの展示。この茶の道は、「茶馬古道」という。

「茶馬古道」は、雲南省と四川省の茶産地から始まり、チベットを経て青海省、 甘粛省などへと伸びた伝統的な交通路で、主に茶の貿易と馬隊の輸送に利用されていた。「茶馬古道」は唐代に形成され、清代に繁栄し、中華人民共和国建国初期まで利用されていた。

迪慶は、雲南省からチベットに至る「茶馬古道」の終点。現在、迪慶には19の区間が保存状態が良く、多くの古代遺跡、古代建築、石彫刻などの遺跡が残っている。

シャングリラの滞在はこれで終わり。明日、電車で、麗江に向かう。

ガイドブックには載っていなかったが、シャングリラ高速鉄道が出来ていた。だから一気に観光化が進んだのだろう。

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