はじめに
ルアンパバーンの食事と散策についての紹介です。
ラオスの食事のイメージは南国で、辛くて香辛料とパクチーもりもりというイメージだった。口に合わないんだろうと予想していた。しかし、味付けはマイルドで、美味しく頂くことができる料理が多かった。少数民族の文化が日本に似ているためで、料理も近い点があるのかもしれない。ラオス料理に飽きてきたらパンを食べてもレベルは高い。フランスの影響を受けているので美味しい。
滞在期間中の食事は10回くらい。ほんの少しの経験であり「ラオス料理ってどんな感じ?」という雰囲気だけ分かってもらえればと思う。
注記:
ルアンパバーンでのラオス料理わ食べた印象であり、ラオス全体の料理の印象でない。地域によって民族の構成比率が違うため、料理も地域により違いがあると感じた。

こぢんまりとした街で徒歩で散策。青色のアンダーラインのところを散策してきた。
- サッカリン通り
- プーシーの丘
- ルアンパバーン国立博物館
- ワット・シェントーン
- メコン川
- ナイトマーケット
- モーニングマーケット
ラオスのご飯を食べる
ルアンパバーンでは、「カオ・ソーイ(Khao Soi )」という料理が有名とガイドブックに書いてあった。幅広の米麺に、肉味噌が入っている。レタス、インゲン、ライム、青唐辛子が付いている。レタスは生でも良いが、インゲンも生。スープにしばらく浸して食べてみるが、バリカタのインゲン。ほんのりパクチーが入っていたので、個人的な評価はやや苦手かも。好きな人はまるかも知れない。

「Bamboo Tree Namkhan Riverside Restaurant」というナムカーン川沿いのレストランが、料理も居心地も良かった。2回通った。
1回目の訪問では、一皿に全部のっている定食のようなラオス料理をいただく。一番上の料理は、きのこ類をバナナの葉で包んだ蒸料理。薄味で食べやすい。右側の料理は、蒸し野菜セット。下はネギ味噌。左が、ラオス特有の餅米を蒸したご飯。ディップ・カオというカゴに入って提供される。日本にある自然は料理店にどことなく似ている。

2回目の訪問は、コースメニューを頼んだ。前菜→メイン→デザートだ。
下の料理は、海苔に胡麻が入っているつまみ。日本の味そのものに近い。左の料理が、生春巻きのような蒸し餃子っぽい料理。上がサラダ。右上の唐辛子の下は、野菜で巻いて、中に具が入った料理。いずれも口に合う。ハーブがアクセントとして効いている。

メインもワンプレートで提供される。
下の料理がスープ。種々の野菜に骨付き豚が入っている。グリーンペッパーを噛むと辛い。スープ自体はマイルドな味。
左上の料理が、竹のような物に鶏のミンチが入っていて揚げた料理。
右下の少し辛めの香辛料をつけて食べる。竹の子というか竹が硬い。食べられるのか、出汁みたいなものなのかわからない。
右上の料理が、蒸し野菜セット。これに蒸ご飯がついている。全て優しい味で美味しい。

最後に、バナナのデザートをいただく。チョコレートソースでなく、カラメルソースがのっていて、ほのかに甘い。ライムとハーブも味変で良い感じだった。

ドキドキで入ったラオス一晩目の夕食。チキンソテーっぽい料理。初めての食事で、味はマイルドで日本人に合う料理というのが意外だった。ラオビール(Beerlao)のダークを注文。普通(最高の褒め言葉)に美味い黒ビールだった。

普通のBeerlaoも注文。普通に美味い。塩ミーナッツのつまみも良い感じ。

Beerlaoのゴールドも注文。ホワイトもあったが、飲み機会がなかった。

ホテルの朝食。フルーツがたくさん出される。

5時45分の托鉢に向けて、5時30分からカフェが開いている。托鉢後に、カフェラテを飲んでくつろぐ。

暑いので、マンゴスムージを飲んでクールダウンする。入りやすい(値段的にも)お店が多くて、暑くても街歩きには困らない。

プーシーの丘に登る
プーシーの丘は、ルアンパバーンの街を一望できる高台。高さ150mくらい。登ると汗だくになるが、景色が良いので登る価値はある。入り口は2箇所ある。国立博物館前の入り口がわかりやすい。もう一つの入り口は分かりずらいので、出口として使うのが無難だろう。料金あ30,000キープ(約210円)であった。
歩きやすい道であるが、山頂まで階段が続く。

山頂付近には甲子園にいても馴染みそうな虎男さんが出迎えてくれる。

南方面の景色。のどかな街並みの向こうに千メートル級の山々が望める。

北側が、いつもながらメコン川がどろーんと流れている。

曇っていて夕日は望めないので、裏の違う出口から降りる。急な階段が続く。分岐点が多くて、入り口に辿りつけずに、お寺の裏門から大通りにポンと出た。

下山すると、ナムカーン川が薄暮に包まれていた。のどかだ。

ルアンパバーン国立博物館に行く
「ルアンパバーン国立博物館」は、王宮を改装した施設。ラオスとフランスの友好の象徴として建設された。現在は、王族が使用した装飾品や調度品、クラシックカーなどが展示されている。
開園時間に昼休みがあるので注意。開園時間は、8:00~11:30、13:00~16:00である。
入って右側に、Ho Pha Bang(華やかなパビリオン)がある。1969年にSisavang Vattana王の治世中に設立された。ラオスのユニークで独創的な伝統的な構造である。
中には仏像がある。金、銀などで作られた、高さ83cm、重さ53.34kgの立像。古代の年代記ファバンはスリランカで作られたという記録もある。

入って左側にいくとロッカールームがあり、荷物を預けられる。入って奥の本館へは手荷物を持ち込んではいけないのかわからないが、流れに沿って、荷物を預けた。王様が来訪者を謁見した間がある。寝室や書斎なども見て回る。建物と出て右の奥にガレージがあり、ビンテージカーのリンカーンが展示されてあった。

JICAの看板があり「ルアンパバーン国立博物館」の説明を提供していた。無料で音声ガイドしてくれた。
ワット・シェントーンに行く
「ワット・シェントーン」は、ランサーン王朝のセタティラート王により1560年に建立された仏教寺院。ラオスで最高級美しさと紹介があるので、行ってみる。場所は半島の先端部。入り口は大通りのサッカリン通り沿いにあるが、奥まっており、出口は見つかるけど、入口がない。結局、お寺の周りを1周してしまった。1周しても5分くらいなので、お寺の規模は大きくはない。

入って右側の祠は金ピカ。仏像や龍を模った船が展示されている。王様の葬儀で使われた霊柩車のようだ。

奥の建物には仏像が安置されている。

靴を脱いで建物の中に入ってお参りをする。下から見上げると迫力があった。何か願い事が叶いそうな感じがした。

お寺自体は小さいので、10分程度で回ることはできる。
ナイト&モーニングマーケットに行く
ナイトマーケットとモーニングマーケットにも行っている。地元の人に聞いたら、観光客向けでもあり地元民向けでもあるとのこと。特に、モーニングマーケットは食材など多く取り扱っている。
開店時間は、モーニングマーケットが午前5時〜10時、ナイトマーケットは午後5時〜11時までである。


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