奥多摩の水根沢で、初心者渓流釣り(フライ・ルアー・てんから)

奥多摩
山奥の清流、 あらゆる種類の緑が美しい

はじめに

初心者の釣れない釣りシリーズ。

新しい渓流を開拓してみたくて、師匠たちと奥多摩の水根沢に渓流釣りをしてきた。

釣りの翌日に発熱。暑くて夏バテ。釣りの当日もあまり体調が良くなく、魚を釣ることができませんでした。釣れないのは腕の問題ですが、当日は不注意で毛鉤を色々なところに引っ掛けまくりでした。

水根沢

水根沢へのアクセスは容易。奥多摩駅から奥多摩湖まで国道411号線沿いに進んで、小河内ダムの手間の水根駐車場に車を駐車した。30台くらい駐車でき、仮設ながらも綺麗なトイレがあった。

水根駐車場から国道を渡るとすぐに水根沢。

沢の東側には舗装道路があり、住んでいる人もある。道路の一番奥にはキャンプ場があったが、営業していなかった。キャンプ場までの途中に橋が架かっており、ここが入渓ポイントのひとつ。

沢の西側にも林道がある。ここから沢に下りたが、急で注意が必要だった。

釣りをしたのは国道〜キャンプ場までの間の600mくらいのエリア。さらに上流でも釣りはできそうでだったが、橋から上流は、先行の釣り人がいたので、さっぱり魚の気配もなくなり、釣りをやめてしましまった。いずれにしろ、それほど距離のある沢でない。

釣れたポイントは、国道〜橋の間の下流部分。釣れた理由は、入渓ポイントがあまりなく、急な斜面を下りたからと思われる。「人が入らない場所は釣れる」ということを実感した。駐車場から1時間以上歩くところなど脚で稼いで釣り場のポイントを見つけないといけないと思った。

橋のある入渓しやすいポイントから上流は釣れる感じがしなかった。

俳優の東出昌大さんのSPAの記事

俳優の東出昌大さんは、不倫&離婚をきっかけに北関東の山に住んで、山での狩猟生活を送りながら、フリーランスの俳優として活動している。色々マスコミに叩かれたけれど、「コンフィデンスマンのぼくちゃん役」は結構好き。

東出さんは、週間SPAに日々の生活を連載している。7/8・15合併号に、「大自然の中、川の水でコーヒーブレイク。高級魚のイワナが30匹つれることも」という記事があった。

イワナが釣れることは自分と全然違うけど、清流や木々の緑の中で釣りをする時の気持ち、川の水で作ったコーヒーの美味さは同じだ。

いやはや、釣りが面白い。 もぉ、どハマりしている。

(中略)一回の釣行で30匹くらい釣れる。で、めちゃくちゃ美味い。 色んな料理が出来る。食費も浮く。渓流釣りの魅力は魚の味だけではない。山奥の清流、 あらゆる種類の緑が美しい。 苔は黄緑、木々は深緑。川上から時たま吹く冷涼な風は肌をヒンヤリとなぞり、冷房必須の都会の暑さなど嘘のよう。日差しが水面に差し込めば水 中は川底まではっきりと見え、 下流の私に気づかずに流れに逆らうように泳ぐイワナの背中のまろやかな流線美には愛おしさを感じる。
途中、釣りの手を休め、川の水を水筒にすくって喉の渇きを癒やし、ポッケに忍ばせていたインスタントコーヒー の粉末を入れてシャカシャカやれば、川のせせらぎを聴きながら大自然の中でひとりコーヒーブレイクが出来る。タバコに火を点け、木々から出された豊穣な空気とともに煙 を深く吸い込み、ブハァーッと吐き出しながら深呼吸しては今の状況を心から楽しむ。

最初から釣れたわけでなく、釣りの名人に教わったとのこと。次回の連載が楽しみである。

しかし、私も いきなり釣れるようになった訳ではない。

「渓流魚は警戒心が強く、釣り の中でもかなり難しい」と聞いていたが、実際のところ始 めて3年ほどは日に3~4匹 も釣れれば、「夕飯の足しにな る」と口角を上げて帰路に就いていた。

しかし、こっちに移住して から釣り名人と出会い、その釣り方を見て愕然とした。なんたって釣りまくる。私も同じ川に竿を出しているのに、そのオッチャンの竿には魔法がかかったように魚が吸い寄せられてくる。その方を師と仰いで教えを乞うようになってから、私もやっとこさ釣れるようになった。

次号では、そんな師匠の教えを凝縮させた「猿でも釣れ る渓流釣り入門」を書かせて 頂きたいと思います。

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釣行記

師匠たちは、フライとルアー。自分はてんからといういつもの三者三様の釣りのスタイル。

都会の気温は35℃だったが、沢の中で釣りをしていると涼しい。川の水はすっかり生ぬるい季節になっていた。

釣果としては、師匠が国道に近い下流で、小さなヤマメを釣っていたくらい。釣りというか、渓流に涼みに行ったような1日だった。

木々の向こうに橋が架かっているのが見える。入渓ポイント。
小さいゴルジェが多く存在する
キャンプ場は空いていなかった
キャンプ場の上流まで釣り上がり、舗装道を駐車場まで戻る

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