メオヴァックマーケットを散策
昨晩からシトシトと降り出した雨が止まない。メオヴァック市場に早朝の散歩をしてきた。昨日の午後より早朝の方が少し活気があった。明日の土曜の夜はナイトマーケット、日曜朝はサンデーマケットで賑わうと聞いている。ドンヴァンで、明日の日曜のマーケットに行くつもりだ。
【マーケット内】







【マーケット周辺】





3日目の概要
「ハザンループ」の3日目は、宿泊先のメオヴァックから天空の道路であるスカイパス(Sky Path)を通って、ドンヴァンに向かう、途中、マーピレン峠からの眺めが良い。
ドンヴァンからさらに北上し、中国に突き出した岬のような所にあるルンクー・フラッグタワーから中国を望む。途中には、棚田や蕎麦の花が咲く丘を通って、モン族の王の屋敷に立ち寄って、宿泊先のドンヴァンに向かう。

「ハザンループ3日目」
朝食はチキンフォー
メオヴァックも小さな食堂で朝ご飯。牛肉のフォーかチキンのフォーか迷って、チキンフォーを注文。本日は土曜日で、モーニングフォーの家族連れも多い。




天空ロード(スカイパス)でドンヴァンへ
スカイパス(Sky Path)と呼ばれている天空ロードでドンヴァンへ向かう。標高1000mくらいの山岳ドライブコースだ。
マーピレン峠に差し掛かったら、あいにくの天候で、真っ白。雨のなかのバイクのツーリングは苦行のように見えた。


展望台に着くと、明るくなってきて、400mくらい眼下に、昨日船に乗ったニョークエ川まで見えてきた。雲があっという間に下から湧き上がってくると思えば、通り過ぎて再度展望が開けるを繰り返す。

道路の下の崖にもモン族の人々の家や畑があり、生活をしている。お宅を訪問させてもらいたい。しかし、難易度が高すぎた。普段仕事で道なき道を歩いているとはいえ、雨のぬかるんだ急な坂道を下るのは難しそうであり、訪問して良いものなのだろうか?。

山の上の方まで、家があり、畑があり、干し草を作っていたり、生活の様子を伺うことができる。何気ない植物でも、生活のために植えているものである。








蕎麦の花が咲き誇る丘
ハザンはちょうど蕎麦の花が昨シーズン。日本と比べると2ヶ月くらい季節が遅い。



ドンヴァンを過ぎると、今までの山岳ロードから棚田が多く見られる里山のような風景になる。より多くの人々の生活を垣間見ることができる。



眺めの良いところにはコーヒーを飲むことができる茶屋が点在している。

食堂裏で織物作成を見学
昼食を食べた食堂の裏で、偶然織物を作っているところに出くわした。観光用でなく、実際に生活に使っている様子を生で見ることができた。

昼食も子供の相手をしながら楽しく頂いた。お金を食べる小さいカネゴンを披露してくれた。汚いので、辞めさせたら、台から飛び降り始めた。褒めると何度も披露してくれた。褒めて伸ばすは万国共通だ。



ルンクー・フラッグタワー
ベトナム最北部の中国との国境地帯にあるロン山の山頂に立つルンクー・フラッグタワーに行ってきた。タワーまで400段。タワー内部は螺旋階段で140段の階段を登る。
途中、中国の国境数百メートルのところを通り、携帯の中国の電波を拾う。手前の山の向こうはもう中国雲南省である。同じ民族なのに、国境で分けられているんだなと実感する。








モン族の村を散歩
少数民族の観光村には興味がなく、途中モン族のサンチョー村というところに立ち寄った。メイヴァック〜ドンヴァンのスカイパス沿いにあるモン族の家はわからないが、この辺りの村は発展していて、電気も来ている。多くの牛を飼っていた。建物は、ブロック塀で作られており、屋根は石膏ボードのような波型の板で、もう自然由来の素材を使っているわけではなかった。村にはどこでも見られるオレンジ色の屋根の学校もあった。とはいえ、道路沿いで干し草用の草を刈って、運んでいる姿を見ることができた。









モン族の王の屋敷跡
世界的にアヘンの商品価値が高まったフランス植民地時代に、アヘンの原料のケシで富を気づいたモン族の王がいた。その屋敷跡を訪問した。建設されたのは1919年〜1927年で、モン族っぽい屋敷でなく、フランスと中国の文化と融合している。




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