四国歩き遍路13日目|32番禅師峰寺から35番清滝寺へ!土佐湾の絶景とフェリーを越えてビジネスホテル土佐へ

四国・四国遍路

【本日の記録】

 * 天気: 晴れ

 * 歩行距離: 約34.6km(※渡し船の移動距離約1kmを含む)

 * 累積標高: 上り 267m / 下り 261m

 * 時間: 9時間55分(活動8:41、休憩1:14)

 * 困難度: ★★★☆☆(平坦な道が多いが、距離が長いため)

 * 宿泊地: ビジネスホテル土佐(土佐市)

 * 参拝した札所と区間距離(目安):

   * 坂本下バス停 〜 第32番 禅師峰寺:5.7km

   * 第32番 禅師峰寺 〜 第33番 雪蹊寺:約7.5km(※渡船ルートの場合)

   * 第33番 雪蹊寺 〜 第34番 種間寺:約6.3km

   * 第34番 種間寺 〜 第35番 清滝寺:約9.8km

   * 第35番 清滝寺 〜 ビジネスホテル土佐:3.3km

   * 総距離:約32.6km(※フェリー乗船区間含む目安)

タクシーで坂本下バス停へ!海を望む第32番 禅師峰寺

今日も朝早くから行動開始。

バスで行くと8時08分到着になり、歩き始めが遅くなってしまう。そこで今回は、ホテルからタクシーへ乗り込み、昨日の終点である「坂本下バス停」までワープし、13日目の歩きをスタートさせた。料金は1,680円。運転手さんから温かいお茶のお接待をいただき、心が温まった。

今日の気温は3℃と、これまでの遍路で一番低い。服装は長袖シャツ、長袖パーカー、白衣の3枚重ね。歩いている分には寒さを感じない。ホテルでお湯を沸かし、サーモスの水筒に入れて持参したのも大正解だった。

まずは5.7km先の第32番・禅師峰寺を目指す。

道中、文旦が売られていて無性に気になる。

約80メートルほどの山道を登って、禅師峰寺に到着した。小高い峰山の上にあるお寺で、境内からは太平洋(土佐湾)を一望でき、素晴らしい景色が広がっている。遠くには桂浜もきれいに見えた。土佐の海を眺めながら、ここまで自分の足で歩いてきたのだという実感が湧く。絶景を見ながらかじる「あんぱん」は最高だった。ちなみに、ここは古くから海上安全の祈願所としても知られているそうだ。

浦戸湾を渡り、第33番 雪蹊寺から第34番 種間寺へ

禅師峰寺での参拝を終え、次は第33番・雪蹊寺へと向かう。

ここでの遍路道の名物といえば、浦戸湾を渡る「県営渡船」だ。なんと無料で乗船でき、約5分で対岸まで行くことができる。天気も良く波も穏やかで、非常に快適な船旅だった。浦戸大橋を歩いて渡らずに済む、ありがたいワープルートだ。ただし、船は1時間に1本くらいしか運航していないため注意が必要。自分も出航時間に間に合わせるため、最後は少し小走りになった。

船を降りて進む道中、町の床屋さんを見かけた。ずいぶん髪の毛が伸びてきたので、そろそろ切らなきゃいけないかもしれない。

雪蹊寺は、四国霊場では珍しい「臨済宗(禅宗)」のお寺だ。長宗我部元親の菩提寺でもあり、境内には凛とした静けさが漂っていた。

そしてここで再び、高知名物・文旦の誘惑が!今が旬と聞いて食べたい気持ちはMAXなのだが、この後の道のりで重い文旦を背負って歩くことを考えると立ち往生してしまう。「隣に売っている金柑なら軽いかな……」なんて邪念と戦いつつ、かなり迷った(誰か代わりに背負ってほしい!)。

続いて、約6.3km先の第34番・種間寺へ。

このあたりはのどかな田園風景が広がっており、平坦で歩きやすい道が続く。

種間寺は、安産祈願のお寺としても有名だ。境内には底が抜けた柄杓(安産を意味する)がたくさん奉納されている。ここでもしっかりと読経を済ませ、いよいよ本日最後の札所へ向かう。

仁淀川を越えて!いざ第35番 清滝寺へ

ここから第35番・清滝寺までは約9.8km。疲労が溜まってきた足にはなかなか堪える距離だが、天気が良く風も弱いため、気分爽快な道が続く。

用水路沿いを進んでいくと、やがて視界がひらけ、河川敷に出て仁淀川(によどがわ)を渡る。とにかくデカい。雄大だ。

道中、「黒潮市場」に立ち寄り、ついに念願の文旦と、きゅうりを購入した。きゅうりは歩きながらビニールハウスで栽培されているのを見て、ずっと食べたくなっていたのだ。

お昼ご飯は、その隣にあったうどん屋さんで「肉おろししょうゆうどん」をいただいた。日曜日の野球の練習後と思われる親子連れで賑わっており、活気があって美味しかった。

仁淀川を越えて土佐市に入ると、大型ショップが並ぶバイパス沿いの道を通る。100円ショップやドラッグストアなどが充実しており、実は高知市街地よりも買い出しがしやすいと感じた。

荷物を置いて身軽にアタック!最後は試練の坂

本日の宿「ビジネスホテル土佐」に到着。ここで大きな荷物を部屋に置き、空身(お参りセット、特に納経帳は忘れないこと)で35番・清滝寺へアタックすることにした。27番・神峯寺の時と同じ「身軽で往復作戦」だ。

清滝寺といえば、最後に待ち受ける急な上り坂。細い舗装道路の急坂を、身軽になったとはいえ息を切らしながら登っていく。

境内に入ると、巨大な薬師如来像が出迎えてくれた。高台にあるため見晴らしも素晴らしく、眼下には先ほど渡ってきた仁淀川の大きな橋を見ることができた。無事に、本日予定していた4ヶ寺をすべて打ち終えた。

参拝後、最後にもうひと頑張り。お寺から3.3kmほどの坂道を下り、再び宿に戻った。

ホテルの近くで晩御飯はなかなか見つからず、無駄に足を使ってしまった。

結局、隣にある土佐市で一番オシャレと思われるカフェでドリアセット。女子会ランチみたいになってしまった。部屋に戻って、文旦ときゅうりをかじる。

毎日、宿に着いて、テーピングとワセリンでベタベタになった靴下を脱いだ時の「開放感」と、無事に宿にたどり着いた「安心感」がたまらない。明日もまた長い道のりが待っている。

【ヤマレコの記録】

詳細なルートの参考用として、ヤマレコの記録をつけておきます。

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