四国歩き遍路30日目|八十八ヶ所(64番) ゲストハウス氷見から蔦廼家へ!石鎚信仰の前神寺を経てひたすら東へ

四国・四国遍路

【本日の記録】

 * 天気: 雨

 * 歩行距離: 32.4km(※GPSの実測値)

 * 累積標高: 上り 218m / 下り 198m(※GPSの実測値)

 * 時間: 7時間41分(活動7:36、休憩0:05 ※実測値)

 * 困難度: ★★★☆☆(30キロ超えであるがアップダウンは少ない)

 * 宿泊地: 蔦廼家(四国中央市土居町)

 * 区間距離(目安):

   * ゲストハウス氷見 〜 64番 前神寺:約3.0km

   * 64番 前神寺 〜 蔦廼家:約28.1km

   * 総距離:約31.1km

ゲストハウス氷見を出発し、第64番・前神寺へ

昨晩は、お遍路の先輩でもあるオーナーさんが営む「ゲストハウス氷見」で、とても有意義で楽しい夜を過ごすことができた。

夜には、国内外から集まった歩き遍路さんたちと「四国病」について語り合った。

四国病とは、お遍路の過酷さや足の痛みをすっかり忘れ、歩き終えた後(あるいは歩いている最中から)「またすぐにでも四国を歩きたい」と強烈に惹きつけられてしまう、お遍路さん特有の不思議な魅力(不治の病?)のことだ。

今はまだ歩き終えても自分が四国病になるとは思えない。ただ、フルマラソンもそうであるように、走り終えると苦しかったはずなのに「もう一度チャレンジしたい」と思ってしまう。きっとそれが四国病なのだろう。

朝ご飯はパン食だった。淹れたてのコーヒーがとても美味しくて、おしゃべりしながらなんと3杯もいただいてしまった。

ここで、二日間宿が一緒だった台湾人の歩き遍路さんともお別れ。お互いの旅の健闘を祈り合った。

今日はまず、宿から約3km先にある第64番・前神寺を目指して出発する。

昨日は難所・横峰寺の山越えというハードな1日だったが、今日は朝イチでこの寺を打った後、ひたすら先へ向かって歩き続ける「移動メイン」の1日となる。

昨晩、四国の地図を見ると「1日でこんなに長距離を大移動できるのか?」と心配になったが、宿の方が「大丈夫。私も歩いた。」と言ってくれた。たぶん大丈夫だろう。きっとなんとかなるはずだ。

石鎚山信仰の根本道場、64番・前神寺を参拝

歩き始めてほどなくして、第64番・前神寺に到着した。お寺の200mほど手前には、格式の高そうな石鎚神社も鎮座している。

前神寺は、昨日登った西日本最高峰「石鎚山」の信仰と深く結びついているお寺で、かつては石鎚神社の別当寺(神社を管理するお寺)として栄えた修験道の根本道場だ。毎年夏には、全国から多くの信者が集まり石鎚山へ登拝することでも知られている。

厳かな雰囲気の中で参拝と納経を済ませる。

今日予定しているお寺での参拝はここ1カ所のみ。ここからは、本日の宿泊地であり、四国中央市土居町にある「蔦廼家」を目指して、約28kmという長い長い道のりをひたすら歩き進めることになる。

愛媛県東部をひたすら歩く!長距離の平野部移動

前神寺を出発し、西条市から新居浜市、そして四国中央市方面へと続く平野部のルートを進んでいく。

雨の降る国道を、ただ無心で歩き続ける。

山道のような激しいアップダウンはないものの、硬いアスファルトの道を延々と歩き続けるのは、どちらかというと苦手だ。同じ筋肉ばかりを酷使するため足への確実なダメージがある。焦らずに自分のペースを守って一歩一歩進んでいく。

途中、体が冷えてきたので、早めのお昼休憩をとることにし、ファミレスの「ジョイフル」に入った。なんと500円ランチ。驚くほどのコスパの良さだ。

国道を歩いたり、一本裏道を歩いたりしながら進んでいく。突然、アーケードのある商店街が現れた。屋根があるので雨の日には最高の道だ。ただ、シャッターが閉まっているお店も多く、少し寂れつつあるのが残念である。

さらに国道沿いを歩いていると、「徳島まで166km」という道路標識の看板が出てきた。これを見た瞬間、「ああ、ついに四国を1周して戻ってきたんだなぁ」という実感が湧き、思わずうるっときてしまった。雨で顔がぐしゃぐしゃになっており、それが雨なのか涙なのか、自分でもわからなくなった。

28kmのロングウォークを経て、本日の宿「蔦廼家」へ到着

今日は朝に前神寺を打った後、約28kmもの距離をひたすら歩き抜いた。本当にずっと雨が降り続く1日だった。

宿まであと4キロというところで、オアシスのようなお遍路の休憩所があった。今日が学校の終業式だったようで、休憩所には多くの小学生が集まって遊んだり、宿題をしたりして賑わっていた。子供たちがお茶やお菓子などで大変温かくおもてなしをしてくれて、冷え切った体と心にとって、まさに雨中のオアシスであった。

またここで、昨晩宿が一緒だったオランダ人の女性遍路さんとばったり出会い、最後の1時間ほどは一緒にしゃべりながら歩いた。彼女は日本語を勉強中で、かなり流暢に日本語を話すことができるため、コミュニケーションが取りやすくて楽しい時間となった。

激しい雨の中、ついに本日の宿泊地である「蔦廼家」に到着した。

温かいお部屋と温かいお風呂。冷え切った体がじんわりと温まっていく。ぐしょぐしょに濡れた衣類や雨具、リュックなども、部屋で急速に乾燥させることができ本当に助かった。とても居心地の良い宿だ。

晩御飯は、魚を中心とした和定食だった。

揚げたての天ぷらもホクホクで美味しく、今日もご飯を3杯もいただいてしまった。まさに明日への活力となる最高のご馳走だ。

明日はついに、愛媛県(菩提の道場)の最後の札所である第65番・三角寺へ向かう。長かった愛媛の旅も、いよいよ最後だ。

【ヤマレコの記録】

詳細なルートの参考用として、ヤマレコの記録をつけておきます。

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