【本日の記録】
* 天気: 晴れ
* 歩行距離: 37.5km(※GPSの実測値)
* 累積標高: 上り 594m / 下り 620m(※GPSの実測値)
* 時間: 9時間13分(活動8:16、休憩0:57 ※実測値)
* 困難度: ★★★★☆(37kmを超えるロングウォークと2つの山登りがあるため星4つ)
* 宿泊地: ささや旅館(高松市屋島)
* 区間距離(目安):
* せと国民旅館 〜 83番 一宮寺:約8.1km
* 83番 一宮寺 〜 84番 屋島寺:約13.6km
* 84番 屋島寺 〜 85番 八栗寺:約7.0km
* 85番 八栗寺 〜 86番 志度寺:約6.5km
* 86番 志度寺 〜 ささや旅館:琴電志度駅から電車で移動
* 総距離(歩行):約35.2km
せと国民旅館を出発!高松の市街地を進み第83番・一宮寺へ
本日もご飯をしっかり食べて、せと国民旅館を出発した。
今日は83番、84番を打ち、「ささや旅館」を目指す予定だったのだが、結果的に86番まで一気に進む大躍進の1日となった。結願がいよいよ目前に迫ってきているのを感じる。
日本昔ばなしに出てくるような「ほっこりお山」を眺めながら、香川県の中心である高松市の市街地に向けて歩いて行く。とても気持ちが良い。

約8.1km歩き、第83番・一宮寺に到着した。ここも昨日の天皇寺と同じように、神社の脇を抜けて隣のお寺に着くという造りになっている。讃岐国一宮である「田村神社」と隣接している歴史あるお寺だ。


境内には「地獄の釜」と呼ばれる小さな祠があり、悪いことをした人が頭を入れると抜けなくなるという恐ろしい(?)伝説がある。

高松市街地を抜け、特徴的な「屋島」のふもとへ
83番の参拝を終えると、次は第84番・屋島寺を目指す。
ここからは高松市の中心市街地を抜けていくルートになるが、基本的に小さな川沿いを歩いていくため、大都会を通っているという感じはあまりしない。
今日は「讃岐うどんを2回食べてやろう」という強い気持ちがあった。まずは道中にある「セルフうどん エコぽん太」という店に入り、ざるうどんを食べる。メニューの写真を見て、ずっと謎だった「冷やし」というのが「氷が入っているうどん」であるということが判明した。

市街地を歩いていると、やがて前方に、頂上がスパッと平らに切り取られたような特徴的な形をした山が見えてくる。あれが次の目的地、源平合戦の舞台としても有名な「屋島」だ。

屋島寺に登る前に、山の麓にある今日の宿「ささや旅館」に立ち寄り、重たい荷物を預けていくことにした。これで身軽に山に挑むことができる。
急勾配の遍路道を登り、第84番・屋島寺へ
屋島のふもとに到着し、ここから第84番・屋島寺へ向けて山を登っていく。下から見上げると立派な山容だ。登山口のすぐそばにある大宮八幡宮がとても素敵で、そこからの屋島の眺めもまた良かった。


標高は300m弱だが、平野部から一気に登るため、なかなか登りごたえのある急勾配のコンクリートの坂道(参道)が続く。

暑くて大汗を掻きながら山上へ辿り着き、第84番・屋島寺に到着。境内は朱塗りの立派な本堂が目を引き、とても華やかな雰囲気だ。また、ここには四国狸の総大将と呼ばれる「太三郎狸」が祀られており、ユーモラスな狸の石像がたくさん並んでいるのも面白い。


さらに、屋島の山上からは瀬戸内海や高松市街を眼下に見下ろすことができ、その絶景には歩き疲れた体も癒やされる。

山の反対側のほうに行くと、源平合戦(屋島の戦い)の舞台となった入江を上から見下ろすことができる。ここは那須与一が「扇の的」を射抜いた有名な古戦場だ。そして、川の向こうには次に目指す「八栗寺」の山も見ることができた。

激坂を下って登り返し、第85番・八栗寺へ
体力的にもまだ余力があったので、急遽予定を変更し、第85番も打つことにした。
屋島寺からは、1度登った山を完全に下り切って、また次の山へと登り返すことになる。屋島からの下りは山道で急な階段が続くため、本当に注意が必要だ。
下山後、八栗寺に登る前に有名な「うどん本陣 山田家」で今日2杯目のうどんを食べようと意気込んでいたのだが、まさかの大長蛇の列!超有名店のようで、泣く泣くうどんは諦めた。

気を取り直して、第85番・八栗寺へ。ここはケーブルカー沿いの急な一直線の道をひたすら登っていく。


五剣山の中腹にある八栗寺は、弘法大師が唐へ留学する前に8つの焼き栗を埋めて占ったところ、帰国後に芽吹いていたという伝説から名付けられたお寺だ。商売繁盛や縁結びにご利益がある「歓喜天」が祀られていることでも有名である。

お寺の入り口にある「お迎え大師」の展望台からは、高松市街地だけでなく、先ほど自分自身が登ってきた屋島の平らな山容を綺麗に見渡すことができた。


山を下り、86番・志度寺を打って「ささや旅館」へ
八栗寺の参拝を終え、下りは舗装道路を一気に下っていく。
坂を下ると、次の第86番・志度寺までも3キロ位と近かったので、勢いに乗ってそのまま打ってしまうことにした。
途中に、江戸時代の天才発明家・平賀源内の旧邸と記念館を通った。源内はこの志度の地で生まれたのだ。エレキテルなどを発明した彼の功績を見学したかったのだが、残念ながら月曜日は休館日だった。

ほどなくして、第86番・志度寺に到着し、参拝。
ここは海女の玉取り伝説が残る古刹で、境内には見事な五重塔がそびえ立っている。境内の奥には平賀源内のお墓もあり、いただいた納経の墨書きにも平賀源内の名が記されていた。


志度寺での参拝を終えた後は、すぐ近くの「琴電志度駅」から琴電(ローカル電車)に乗り、荷物を預けてある「ささや旅館」へと戻った。

今日は、宿に大きな荷物を置いて身軽になり、2つの山を登り、最後は86番まで打ってから電車で宿に戻るという、これまで30日以上かけて学んだ「歩き遍路の技」をフルに駆使して進むことができた。非常に達成感のある1日だった。
旅館は矢島の山麓にあって、今までの旅館としては、新しめのしっかりした建物。お部屋も広い。静かなロケーションにあって、ぐっすり眠れそうだ。


晩御飯は、なんと「うどんすき」。
昼間、大行列で2杯目のうどんを泣く泣く諦めていたので、まさか晩御飯でうどんに巡り会えるとは思ってもみなかった。結果的に、今日目標にしていた「うどん2回」を見事に達成することができた。嬉しいサプライズである。

明日は88番の大窪寺まで女体山の険しい上りがあるけれど、距離は約20キロ。いよいよ「結願」が見えてきた。
ちなみに、88番を打った後に1番札所の霊山寺まで戻る「お礼参り」をする人も多いが、自分は和歌山の高野山へ直接お礼参りに行くことにしたため、1番札所までは歩かない予定だ。
【ヤマレコの記録】
詳細なルートの参考用として、ヤマレコの記録をつけておきます。
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