今年も青梅マラソンを走ってきました。
完走できれば、「健康上問題なし!」 もう毎年の定期健康診断なのです。
青梅マラソンは、「マラソン」という名前がついていますが、30kmです。1964年の東京オリンピック後のマラソン競技の普及と強化を目的に、フルマラソンよりもハードルの低い30kmで開催されたため。アップダウンがあるので、フルマラソンの練習としては非常に良いです。
2020年に女子のマラソン日本記録保持者の前田穂南さんが優勝、2024年に東京オリンピックに出場した一山麻緒さんが優勝しています。2020年の前田さんの折り返しでは、男子のトップが来たらすぐに来たという感じで、コースレコードとなっています。その前は金メダリストの野口みずきさんがコースレコードで、なかなか破られなかったのはさすがです。
また、瀬古利彦さんの1991年のコースレコードが2019年にやっと更新されたました。どれだけ瀬古さんレジェンドなんだと思いました。
コース
『河辺駅→東青梅駅→青梅駅→宮野平駅→日向和田駅→石神駅→二俣尾駅→軍畑駅→沢井駅→御嶽駅→川井駅』とJR奥多摩線をずんずん奥までいきます。
青梅三山へ登るなら軍畑駅で下車。軍畑駅なんて、往路なら序盤、復路なら21kmからの心臓破りの坂の手前。ゴールまで足が持つかドキドキしていて走っているところです。
奥多摩駅から歩くなら、川井駅あたりの車内で靴紐を締め直すなど登山の準備始めるくらいだと思います。
それくらい山深い奥の方まで走っていき、景色も楽しめるコースです。

<青梅マラソンHPより>
アップダウンもなかなかのものです。
トレランで有名なハセツネCUPとアップダウンの形がほぼ一緒。距離も累積獲得標高も違いますが、同じくらい平らなところがないのです。
だから、歴代のオリンピック選手が出場してきた大会なのだと思います。

すごい応援
良いコースだけでなく、応援もすごいのです。毎年同じところで同じ応援してくれるので、そこまでいくのを小さい目標にして頑張れます。記憶にあるだけでも以下です。
- 大太鼓の応援(青梅付近)
- 帰ってこいよ(青梅付近の往路のみ)
- アカペラのおじさん集団(青梅付近)
- ギターの数人おじさん(青梅付近)
- 沖縄民謡集団の応援(石神付近?)
- 大太鼓の応援(日向和田付近)
- 高橋尚子さんのハイタッチ(二俣尾付近の急坂)
- 洋楽スピーカーおじさん:往路 ヴァン・ヘイレンのJump、復路 ロッキーのテーマ(二俣尾付近の急坂)
- 沢井酒造の応援(沢井付近)
- 大太鼓の応援(御嶽付近)
特に、22km手前の二俣尾付近の急坂でのロッキーのテーマと高橋尚子さんのハイタッチは励まされます。高橋さんは、最後尾から追いかけてくるので、どこで会うのか人それぞれ。中くらいのスピードであれば、例年このポイントで応援してもらえるはずです。
沿道の応援の熱意がすごいだけでなく、応援慣れしています。例えば、「ここからキロ6分キープできれば3時間切れる」とかアドバイスくれます。
ということで癖になる大会で、興味を持たれたら参加することをお勧めします。

スタータは、アイスフィギュアスケートの高橋大輔さん

大太鼓の応援

10km過ぎでトップの選手は戻って来た。彼らはもうすぐ20km。上体がぶれない。走りが違う。

もうすぐ折り返し。ここから下り基調。
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