【丹沢・檜洞丸】シロヤシオ咲く「つつじ新道」と静かな「石棚山稜」周回ルート!下山後は渓流でテンカラ釣りも

丹沢
シロヤシオ咲く「つつじ新道」

ルート概要

今回は、開花し始めた「シロヤシオ」を愛でるための登山と、下山途中の沢での「ちょい釣り」を楽しむため、西丹沢の「檜洞丸」へ行ってきました。

人気の「つつじ新道」から登り、静寂の「石棚山稜コース」で下るという周回ルートの記録です。

【ルート概要】

  • ルート:西丹沢ビジターセンター ~ 東沢沿い ~ つつじ新道 ~ 檜洞丸山頂 ~ 石棚山稜コース ~ 石棚山 ~ 箒沢公園橋 〜 西丹沢ビジターセンター
  • 合計時間: 8時間00分 (活動時間7時間30分、休憩時間30分)
  • 距離: 15.1km
  • 累積標高(登り): 1587m  
  • 累積標高(下り): 1593m
  • 釣り:テンカラ(釣果0匹)

【標高グラフ】

西丹沢ビジターセンターから「つつじ新道」へ

今回の起点は西丹沢ビジターセンターです。

平日の朝6時半ごろに到着しましたが、すでに駐車場は半分ほど埋まっていました。人気のある登山エリア。さらにシロヤシオの季節で、いかに人気か分かります。

車道を少し歩く正規ルートではなく、ウェルキャンプ場からすぐに東沢沿いを行くルートを選択。

キャンプ場を抜けると東沢が広がっています

途中、増水していたら足が濡れそうな渡渉箇所を2つ越えます。

川を2回渡ります
堰堤が数多くあり、流れは緩やか

時折標識は現れますが、林道などの分岐が多くて、ヤマレコの足跡記録とGPSで確認しながら沢沿いを歩きます。

最後に、九十九折りの急登を経て「つつじ新道」の正規ルートに合流しました。

つつじ新道に合流

「つつじ新道」に入って、2つの橋を越えると、下りに入ります。ゴーラ沢出会で先ほど歩いていた東沢を渡ります。

滑落しないように慎重に橋を2回渡ります
ゴーラ沢出会で再び川を渡ります

川を渡ると本格的な登りが始まります。痩せた尾根道もあり先日登った陣馬山エリアのハイキングコースとは違い、ハシゴや滑落に注意が必要な箇所もあり、山深さを感じます。

開花し始めたシロヤシオと新緑の稜線歩き

標高を上げるにつれて、木々の間からヤマツツジの鮮やかな赤や、小さな黄色い花々が目を楽しませてくれます。そして今回のお目当てであるシロヤシオも、清楚な白い花をちらほらと咲かせ始めていました。

シロヤシオとは、

初夏に真っ白で気品のある花を咲かせるツツジの仲間です。枝先に5枚の葉が輪のように並んでつくことから、別名「ゴヨウツツジ(五葉躑躅)」とも呼ばれます。

丹沢をはじめとする山深い岩場など、厳しい環境でも育つ逞しさがあり、大木に無数の白い花を咲かせる姿は新緑の山にとてもよく映えます。

ちなみに、愛子さまの「お印(皇族方のシンボルマーク)」としても知られるお花です。「この純白の花のように、純真な心を持った子どもに育ってほしい」というご両親の願いが込められているそうで、山歩きの途中で出会えると、なんだか少し温かい気持ちになれる特別なお花です。この花を選ぶあたりが天皇陛下が登山好きであることがよく分かります。

ヤマツツジの紫色が眩しい
シロヤシオが開花を始めています

山頂に近づくにつれて斜度は緩やかになり、丹沢らしい木道や階段がしっかりと整備された道になります。これらの整備には「水源環境保全税」が活用されているとのこと。芽吹いたばかりの眩しい新緑の中、歩きやすい木道を進む稜線歩きは本当に気持ちが良いです。

山頂に近づくに連れて、階段と木道が多くなります
水源エリアであり、植生を保護するために階段と木道が設置されています
しっかりした木道。これらの整備には「水源環境保全税」が活用されています。
小さな黄色いお花は満開

振り返ると本来なら富士山の絶景が広がっているはずですが、残念ながらこの日は雲の中でした。富士山が見えていれば、まさに最高の登山道と言えるでしょう。

振り返ると随分高いところまで登ってきたことを実感します

檜洞丸山頂から、静寂の「石棚山稜コース」で下山

意外と標高の高い檜洞丸の山頂(1,601m)に到着 。

檜洞丸山頂(1,601m)

登りのつつじ新道はメインルートだけあって多くの登山者で賑わっていましたが、下山に選んだ「石棚山稜コース」に入ると状況は一変します。こちらのコースですれ違った登山者は、なんとわずか1名のみ 。

稜線自体は緩やかで歩きやすく、こちらでもシロヤシオが咲いていました。

「石棚山稜コース」にもシロヤシオが咲いています
ちょっとガスってきましたが、気持ちの良い稜線歩き

箒沢公園橋方面への分岐を過ぎると、急な下り坂が連続します 。ピークを通るものの小さな巻き道が多く、極端な登り返しが少なかったのは助かりました 。

箒沢公園橋方面へ下ります
ヤマツツジも綺麗

登山の後は、愛用のパックロッドで渓流テンカラ釣り

下山途中の沢で、旅の「句読点」として欠かせない釣りの時間です。ザックに忍ばせておいた愛用のパックロッドを取り出し、沢に入ります。

沢まで下りてきたので、竿を出します
ちょっと毛鉤を渓流に投げ込みます

しかし、現実はそう甘くありません。堰堤が多くて生態系がぶつ切りになっているような沢で 、毛鉤を打ち込んでみるものの、魚影すら見えず全く釣れる気配がありません 。

さらに、登山の疲労が足にきているため、足場の悪い沢沿いを転倒しないように歩くのは一苦労です 。魚に警戒されないように気配を消して静かに歩いていると、ふと視界に入った枯れ木が「熊」に見えてヒヤリとする瞬間もありました 。

「魚には気づかれたくないけれど、熊にはこちらの存在に気付いて逃げてほしい」

渓流釣り特有のそんなジレンマを感じつつ、美しい水が流れる沢の風景を少しだけ堪能して、早々に竿を納めました 。

最後は股がスースーするような高度感のあるハシゴを下り、さらに堰堤の4つのハシゴを下り、箒沢公園橋まで下山しました 。

スースーしたハシゴ
堰堤は4段のハシゴで下ります

旅の締めくくり:小田原の白みそと日本酒「湧深青」

帰路の途中、丹沢湖の交差点にある「おかべ酒店」に立ち寄り、自分へのお土産を購入しました 。

選んだのは、丹沢のユーシン渓谷の青い水を思わせる美しい名前の日本酒「湧深青(ユーシンブルー)」と、小田原加藤兵太郎商店の白みそです 。昔ながらの木桶で醸すこだわりのお味噌「いいちみそ」という銘柄。お店の方もこのお味噌を愛用しているそうで「美味しいですよ」と太鼓判を押してくれました 。

お土産の「湧深青」と「白みそ」

※ ユーシンブルーを見に行ったブログの記事です。→「鍋割山北尾根を越えて、ユーシンブルーを見て、玄倉川で釣り」

釣果はゼロでしたが、美しいシロヤシオと新緑の丹沢を歩き、美味しいお酒と地のものを手に入れることができた、満足の一日となりました。

ヤマレコ記録

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