はじめに
本格的な登山は少しハードルが高いけれど、自然の中で美味しいご飯と山歩きを楽しみたい。 そんな想いから、高校の同級生たちと新たに「ゆる登山部」を結成しました。記念すべき第1回目の舞台に選んだのは、都心からのアクセスも抜群な高尾山(標高599m)です。
今回の目的は、景色を楽しむ登山はもちろんのこと、山頂近くでメスティンとガスバーナーを使い、炊きたての新米を美味しくいただくことです。
定番の1号路だけでなく、沢沿いの爽やかな6号路、静かな下山ルートとしておすすめの蛇滝コース、そして下山後の高尾駅周辺での昼飲みまで、盛りだくさんな1日の記録です。
初心者の方や、次の週末の計画に悩んでいる方のガイドブックとしても参考になればと思います。
今回のルート
今回は混雑を避けつつ自然をたっぷり感じられる「駅to駅」のルートを歩きました。
- 行き(登り):高尾山口駅 → 6号路(琵琶滝経由) → 高尾山頂
- 山頂ランチ:城山側へ少し下ったベンチでメスティン炊飯
- 帰り(下山):高尾山頂 → 1号路(薬王院参拝) → 蛇滝コース → 蛇滝 → 高尾駅
- 下山後:高尾駅近くの「鈴屋」で打ち上げ
【ルート地図】
- 合計時間: 5時間45分 (活動時間4時間00分、休憩時間1時間45分)
- 距離: 11.3km
- 累積標高(登り): 562m
- 累積標高(下り): 583m

【標高グラフ】

登り:水音と緑に包まれる「6号路」で山頂へ
高尾山口駅に集合し、早速出発。

まずは登山口へと向かいます。今回は高尾山の中でも特に自然の清流を感じられる「6号路(びわ滝コース)」を選びました。

スポット解説:琵琶滝と6号路の特徴
- 6号路:沢沿いを歩く人気のネイチャートレイルです。木漏れ日と沢の水音が心地よく、穏やかに歩を進めることができます。
- 琵琶滝:6号路の序盤にある滝で、現在も修験道の滝修行が行われている聖地です。静けさと荘厳な雰囲気が漂っています。

6号路のハイキングにおける大きな特徴は、沢の中をそのまま歩くセクションがあることです。「まさか川の中を歩くとは!」とメンバーにも好評で、足元に注意しながら冒険気分を味わうことができました。

ルートの終盤には、一気に標高を稼ぐ木段の階段地獄が待ち受けています。少し息が上がりましたが、ここを登り切れば山頂はもうすぐです。この心地よい疲労感が、山頂での達成感をより引き立ててくれます。

当日は秋晴れの三連休最終日(スポーツの日)。多くの登山客で賑わいを見せていました。


山頂&ランチ:メスティンで炊く新米白飯
山頂の賑わいを少し離れ、城山側へ少し下った静かなスペースへ移動して、お楽しみの山ご飯の時間とします。
今回のメインイベントは、メスティンとガスバーナーで炊く新米の白飯です。
メスティン炊飯のコツ
- 結果:今回はやや柔らかめの仕上がりとなりました。あと1分長く、11分ほどじっくり炊けば完璧な硬さになります。蒸気の出具合を確認しつつ、火加減の微調整と炊飯を止めるタイミングが重要だと実感しました。

炊きたてのつやつやした白飯に合わせるおかずのラインナップは以下の通りです。
- レンコンの煮物
- 野沢菜
- 「たんや善治郎」の牛タン辛味噌
特にこの牛タン辛味噌と白飯の相性が抜群で、とにかく箸が進みます。食後には淹れたてのコーヒーを用意し、静かな山中でリラックスタイムを過ごしました。

下山:歴史を感じる「1号路・薬王院」から静かな「蛇滝コース」へ
お腹を満たしたところで下山を開始します。帰りは高尾山の歴史と文化に触れられる1号路を選びました。
スポット解説:高尾山薬王院と1号路
- 高尾山薬王院(有喜寺):744年に開山された真言宗智山派の大本山です。天狗信仰で知られ、開運や除災のご利益があります。見応えのある本堂や境内が広がっています。
- 1号路:薬王院の表参道であり、舗装されたメインルートです。杉並木や歴史あるスポットが点在しています。


薬王院で参拝を済ませたあと、休日の混雑を避けるため、途中から「蛇滝コース」へ下ることにしました。
スポット解説:蛇滝
- 蛇滝:琵琶滝と並ぶ高尾山の二大水行場の一つです。観光客で賑わうルートとは打って変わって非常に静かで、豊かな自然の静寂を感じられる穴場的なスポットです。

蛇滝コースは人通りも少なく、落ち着いた森の空気を楽しみながら下ることができます。そのまま一般道へ抜け、高尾駅まで歩を進めました。
下山後のお楽しみ:高尾駅近「鈴屋」で昼飲み
高尾山口駅周辺は観光客で非常に混雑しますが、ひと駅歩いた高尾駅周辺は比較的静かで落ち着いた時間が流れています。
今回立ち寄ったのは、高尾駅手前にある味処「鈴屋」さんです。
- 呑兵衛に嬉しいセット:アルコール1杯と8品がセットになって2,000円という魅力的なメニューです。
- 温かなおもてなし:豊富なメニューに迷っていると、女将さんが一つひとつ丁寧に説明してくださいました。


ちびちびとお酒をいただきながらつまむ小鉢はどれも美味しく、うどんも非常に気になりました。呑兵衛にはちょうど良く、また立ち寄りたくなる名店でした。
まとめ
「ゆる登山部」の記念すべき第1回高尾山行は、自然、ご飯、歴史、そして昼飲みと、充実した一日となりました。
- コース総距離:約11.3km
- 歩行時間:約4時間(休憩含めて約5時間45分)
きつい登りに挑戦する登山も良いですが、仲間と語らいながら山でご飯を炊き、下山後に美味しいお酒を味わうスタイルは心地よいものです。
早くも年内に第2回のゆる登山を開催することが決まりました。次回はどの山へ向かおうかと思案する時間も、また登山の楽しみの一つです。
ヤマレコの記録
詳細なルートの参考用として、ヤマレコの記録をつけておきます。


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